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高校生の恋愛  作者: 伏見ソラ
エピソード1
8/24

6月 自分のこと(アイside)

私はいつも通りの時間に学校に向けて登校した。その途中残念なイケメンに遭遇した。…シュウのことだ。厨二病だし、バカだし、それに……鈍感なやつ。なんでこんなやつのことが気になっているのか自分でもわからない。

「よーアイ。今日もいつもと変わらず可愛いね~。」とシュウが面白がって言う。

あー…こんなこと言わないでよ。しかもこんなところで。恥ずかしいでしょ。でもシュウは本気じゃないんだよね?いつも通り冗談なんだよね?と頭のなかで文句を言い散らせてるだけでは足りなくなり私は

「いつもいつもなんなのよ!!冗談でもそんなこと言わないでよ!!恥ずかしい。」とシュウを叩く。

このやり取りにも少し幸せを感じてしまう。これはもう重症なのだろうか?と変な考えが頭をよぎったので頭をふった。私はなにもいっちゃいけない。本音をいっちゃいけない。隠さなきゃいけない。いつもの言葉を自分に言い聞かせながら学校の門をくぐり下駄箱にいき教室に入った。

ユウトとソラが教室で待っていてくれて全員で今日の授業について話した。

「あの先生の授業って眠くなるんだよなぁ。」とシュウが言う。みんなもそれに同調して頷く。

「今日も寝るつもりなの?」と私は聞く。シュウはもちろんといっているかのように親指を立てた。そのやり取りをしていると先生が来てHRが始まった。

で、時間が流れて…問題の先生の授業だ。



シュウの席は私の席の右に二個離れた席だ。ちょっと見てみようかな…あ、やっぱり寝てる。寝顔こっちに向けてる。……やばい!!ドキドキする。とテンションがあがりかけているとシュウが起きてしまった。寝起きのシュウは可愛い。よくそう思う。なんかどういえばいいかな…小動物?みたいな感じ。今日はそれが見れたから幸せだな…なんか幸せが多いなと苦笑いをしながら授業を受けていた。

さらに時間が流れて放課後のこと…



放課後、教室で四人で話していた。

「みんなで一緒に帰ろうよ。」とソラが提案した。

それ賛成~とシュウとユウトがニコニコしながら言った。

今日は、シュウに仕返しをしてやる!!恥ずかしいこと!!

いつもやられてるんだ。たまにはやり返してもいいよね?ちょっと派手にいってみようかな?

ユウトとソラが離れていた見てないところを見計らってシュウに

「シュウ~。」と甘えてみた。まあ効果はあまりなかった。いつも通り笑顔でさらりと流されてしまった。だが…ここからだ。私のステージは!!

いつもの仕返しだー。

「ねぇ、シューウ♪」と後ろから抱きついてみた。これは本音を言うとずっとしたかったことだ。ずっとずっとしたかったことだ。シュウは

「う、うわ!!な、なんだよ。いきなり、は、は、離れろよ。」とかなり焦っている。

ほー…こんなことはあまりされたことがないのか……ならこれもくらえ。私は

「だーいすき。」と精一杯甘えてみた。

「お、お前どうした。急に!!変なものでも食べたか?救急車呼ぼうか?」とシュウは珍しく顔を真っ赤にして言った。顔真っ赤にしたシュウ可愛いと思った。

さーてそろそろ恥ずかしいからやめとこうかなとパッと離れた。

「おふざけタイムしゅーりょー♪どう?ドキドキした?」と私は聞いた。

「な、なんだ。おふざけか…いきなりするなよドキドキするだろ。…いきなりじゃなくて聞いてからして。それとも抱きつくだけじゃ足りない?僕からしてほしい?」とシュウは言った。

「や、やだよ!!ふざけてそんな言葉で返してこないでよ!!」と逆に顔が真っ赤になってしまった。

「はっはっはー。アイもまだ甘いね。仕返しなんてまだ早いよ。」と大笑いしながらシュウは言う。

うー…また勝てなかったと落ち込んでいたところにユウトとソラ戻ってきた。

「あれ?二人ともどうしたの?顔真っ赤になってるよ?」と興味津々で聞いてきた。

なんでもないと二人で答えたが意味がなかった。

結局質問攻めにあうことになってしまったのだった。

……私の本音はまだ言えないね。

いつかいってみせるよ。

ほんとの言葉

まだ気付けれていないかもしれない自分のことを。

またぐちゃぐちゃですいません

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