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高校生の恋愛  作者: 伏見ソラ
エピソード1
2/24

4月 桜舞う入学式

まず、初めに自己紹介から始めようかな。僕の名前は伏見ユウト。この春から流星高校に通うことになるピカピカの一年生だ。……だが初日から僕はこいつのせいでピンチを迎えていた…

こいつとは…

「寝坊しちゃったごめんね。」

幼馴染みの紫藤ソラのことである。あろうことか彼女は入学式だというのに寝坊をするという大失態を犯してしまったのだ。ソラと一緒に登校する約束をしていたため集合場所で待っていたのだが…一向に来る気配がないので迎えにいったらベットで爆睡してやがったのだ…

「ごめんね、じゃねぇだろ!なに初日から寝坊かましてくれてんだよ!!あーもう間に合うか…とにかく走れソラ。」

桜の舞い散る並木道を走り見えてきた大きな校門だ。なんとか時間ギリギリでくぐることができた。こいつにはあとでしっかりと説教してやろうとユウトは考えた。そうこう考えながらソラと歩いていると見覚えのある二人を見つけた。猪狩シュウと鎖部アイだ。この二人は中学の頃からの友達だ。みんなが僕のことを嫌い離れていっても僕のことを嫌わず友達としていてくれた二人だ。シュウは呆れたように

「おせーぞ。遅刻ギリギリじゃねぇかよ。どうせまたソラが寝坊かましたんだろー。」と言った。

げっ!バレてるとソラはバツの悪そうな顔をする。

「二人ともおはよー。早くクラス表を見に行こうよ。」と、ソワソワとアイは言う。

クラス表……これで僕の高校生活は決まるといっても過言ではないだろう!!なぜならば…僕は人と関わるのが苦手だからだ。中学のときなぜかまわりから嫌われていて孤独だったため人との関わりをあまり知らないのだ。

期待を胸に秘めて四人でゾロゾロとクラス表を見に行った。四人でクラス表を眺めどこのクラスか探した。「あ、あった。」と名前を見つけた。他の三人もすぐに名前を見つけ四人ともクラスが同じということに歓喜した。

「同じクラスだね。これからもよろしくねユウト♪…と他の二人も」とソラはじゃれながら言ってきた。シュウとアイはソラに「俺たちはユウトのおまけじゃないよ!!。」と突っ込みをいれていた。ユウトはこの四人でなら楽しい学校生活を送れるのではないかと考えながら空を眺めていた。


だがまだこのときは誰も知らなかった。このクラスで起こっていく出来事を……

「今度こそ学校生活を充実させるぞ。」

とユウトは能天気に青空を仰ぐのだった。

それはそれはとてもキレイな雲ひとつもない青空だった。

ユウトの過去はキャラ紹介に書いてあります。

少ししたら書いてみようと思います。


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