月夜の青い星座
凍える夜のライナスの毛布
あのこの夢を見て
シャボン玉のように
漂っているよ
幸せかい
行き場のない苦い問い
かみしめるように
そっとつぶやく
思い出は
ひらひらの白い襟
カシュクールのカーディガン
小さな車の中で
悲しそうに微笑んで
ひっそり涙を流してた
凍てついた夜空に
二人の白い息がぼんやりと重なる
さようなら
好きだった
ちょっと勝気に潤んだ丸い瞳
息を止めて突き放したら
半分ちぎれた
僕の心臓
ほらごらん
やっぱりほんとは
離れちゃいけなかったんだろ?
そうだろ?