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お留守番

ツイッターにて頂いたお題

「祭囃し・ピザ・犬死に」を使ってのショートストーリーです。

 ご主人エライ! 僕の為にこんな御馳走を用意しておくなんて! ご主人の鏡!


 祭りで忙しいから留守番だ、と言われてしょげていた僕だけど、こんな御馳走が用意されてたら文句も無いよご主人!

 白いサックリとした生地。湯気と共に引っ張れば伸びる黄色いなんか。薄く切って並べられた赤に、緑の草も綺麗なのだ! あ、この透明なのもきれいー。あぁーもう独り占め。後の事は知らない食べちゃうもん。いただきまーす!




 祭り囃子を聞きながら、神社に慌てて帰って来た俺が見たものは、ダイイングメッセージよろしく、ケチャップで「○ザーラお届け」と書いて倒れていたバカ犬だった。玉葱入りを食いやがって……。


「でもな……、お前狛犬だから死なないって。犬死にしましたみたいな雰囲気を出すな」


 マジすかご主人! と飛び上がった留守番を任せていたおバカ狛犬を一叩きすると、俺は残ったピザを温めた。

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