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空の青さ
空の余りの青さに目を奪われた。
そこには雲ひとつなく模様と呼べるものが何もなかった。
ただ薄い青が広がった一色の世界。
開けた場所で首をほぼ垂直に上に向けたら視界に映るものは本当に青だけになった。
吸いこまれるような深い青には、同じように青く、深い海を思い出した。
やがて空に向かって落下しているような恐怖を感じた。
そう、そこは空ではなく宇宙だった。
暗く、寒く、果てのない宇宙。
空なんて宇宙に光をあてただけだ。
空の余りの青さに目を奪われた。
そこには雲ひとつなく模様と呼べるものが何もなかった。
ただ薄い青が広がった一色の世界。
開けた場所で首をほぼ垂直に上に向けたら視界に映るものは本当に青だけになった。
吸いこまれるような深い青には、同じように青く、深い海を思い出した。
やがて空に向かって落下しているような恐怖を感じた。
そう、そこは空ではなく宇宙だった。
暗く、寒く、果てのない宇宙。
空なんて宇宙に光をあてただけだ。
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