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京都旅行  作者: この先
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京都

【1日目】

2泊3日の京都旅行の初日。

夜勤明けに福岡の小倉駅に向かい、京都駅向けの新幹線に乗った。電車内で仮眠をとったので、京都駅に着いた頃には眠気もマシになっていた。


新幹線から出てからまず驚いたのはその人の多さだった。めっちゃ人多い、そんで外国人の比率が凄かった。やっぱ海外人気の高い観光地なんやなーって京都旅行中ずっと思ってた。

改札をくぐり、駅構内の探索もそこそこに外に出る。

外から京都駅の全体を見たがとんでもない大きさだった。熊本旅行で熊本駅と地元の大分駅の大きさを比べて勝ち誇っていたが、どんぐりの背比べだったのだと知った。


まずは下鴨神社に行きたかったので、徒歩で1.6km先の清水五条駅まで歩く。

道中にむもさんおすすめのカフェがあるので寄ることにした。賑やかな中央通りから、少し外れた住宅地のなかにそのカフェはあった。お洒落な外見にビビって一度通りすぎ、何度もスマホを確認してから店内に向かう。カウンターで自家製ジンジャーエールとカヌレを注文した。店内2階が休憩スペースになっており、一面真っ白な部屋の中央に1本の木が生えていた。ぐるりと壁際を囲むように沢山のランタンが置かれており、温かで落ち着く空間だった。

店名はWalden Woods Kyoto


カフェでゆっくりしてから目的地まで歩いていると、鴨川前に自転車レンタル屋が見えた。ママチャリレンタルで1日1000円。鴨川沿いを走る自転車がすごく楽しそうだったので、次回は自転車で京都の町並みを回ってみるのもいいかもしれない。


清水五条駅(地下鉄)の改札を抜け、エスカレーターでホームに向かう。下ってすぐ前に5人組の若いグループが床に座って喋っていた。エスカレーター前の『ここで立ち止まらないで下さい』枠組みスレスレに座ってて日本人やなって思った。そのあと電車の座席で一眼レフカメラの写真を楽しそうに見せ合っていた。


清水五条駅→出町柳で下車した。賀茂川と高野川が合流する付近にある鴨川神社の最寄駅だ。

地下鉄の改札を抜け、出口の階段へと進む。白色灯が壁のタイルを照らし、出口に近づくと階段に温かな太陽光が差している。

見知らぬ地下鉄から地上へとでる瞬間が好きだ、出口に近付くにつれてどんな景色が広がっているのだろうとワクワクする。地中で過ごした蝉が土を掻き分け、地上に出ていくときもこんな気持ちなのかもしれない。


出町柳の地下鉄を出ると、すぐ目の前に川が流れていた。橋の付近の柳の木が印象的だった。

橋を渡り、鴨川神社へと向かう。年配の人が皆同じ方向に歩いているのを見て、おそらく同じ目的地なのだろうと思った。

境内に入ると一気に気温が涼しくなるのを感じる。

肌寒くはなく、快適で心地よい温度だ。

境内の景観は素晴らしく、木々は手入れが行き届いている。雑草を抜いたり、エアーブローで落ち葉を飛ばしているを見て、この景観を大事に守っているのが分かった。参道の木漏れ日が綺麗で歩くのが楽しかった。

まず授与所行くことにした。JACKオススメの御守りで、季節によって絵柄が変わるらしい。レースの八咫烏の羽を模した御守りや、デニム生地の彦守など物珍しい御守りが並んでいた。

買った御守りを椅子に座って眺めていると、子連れの親子が近づいてきた。子どもが砂利を何度も手で掬って、楽しそうに空にばらまいていた。

私は神社の砂利の上を歩くのが好きだ。子供、年配の方、若者のグループ…人それぞれ歩いて鳴らす砂利の音が大きかったり小さかったり慌ただしいかったりと様々だ。その音を聞くと、何となくその人柄や心境を表しているような気さえしてくる。普段気にしない事まで思い浮かぶのは、この境内の静けさのお陰なのかもしれない。


鴨川神社を出て、金閣寺行きのバスに乗り込む。

今回はじめてICカードを買ってみたのだが、これが凄く便利だった。運賃を調べる必要もなく、後ろを気にして急いで小銭を出すこともない。東京旅行のとき、いおたに「そっかせんせー切符だもんね笑」と言われたのがきっかけで導入してみた。これめっちゃ楽です………。

金閣寺道前でバスを降りて金閣寺へと向かう。金閣寺へ歩く人の8割近くが外国人だった。

門を抜け、入り口で買うお札が入場券代わりになっていた。庭園を歩いていくと奥に池が見える。更にそのまま歩いていくと視界の左端から金閣寺が煌めいてくる。

めっっちゃ金ぴかですごかった。

池に反射した金閣寺や、庭園も含めてすごく綺麗だった。

海外ニキがいい写真撮ってたからそのアングルをまるパクリしてTwitterに載せた、ありがとう海外ニキ。

今でさえこんなに感動するんだから、当時の人が初見で見た時の衝撃は凄かったろうなって思う。巨大なビルもネオン街もなくて木造建築ばっかの時代に、こんな金ぴかな金閣寺…息を飲み言葉を失う迫力だったはずだ。

「ここ俺の別荘w」って指さす足利義満はさぞ気持ち良かっただろう。

帰りにパチカスの友達用に金運御守りと数珠を買った。

LINEで報告したら、これで勝てたら焼肉奢るわって言われたのでぜひ勝って欲しい。


金閣寺を後にして、本日の宿へと歩く。金閣寺から1.5kmほどの距離だった。

夕暮れ時に見知らぬ住宅地をのんびり歩く。

公園横の木造のおしゃれなカフェ、学校前の手すりに掛けられた黒のつば付きの帽子、車庫内の埃まみれのスポーツカー、元々何らかの施設だったと思われるセブンイレブン。何でもない景色だ、しかし全てが新鮮で歩くだけで楽しかった。

そうこうしていると宿に着いた。翆という名のホステルを予約していた。入り口の暖簾をくぐると宿のオーナーが出迎えてくれた。黒と白髪の入り交じったオールバックですごく明るい人だった、年齢は50代前半に見える。

宿の説明が終わると、今日はどちらから来たんですか?と聞かれた。大分県からだと伝えると「あらぁそれはお疲れでしょう、近くに僕がよく行ってる銭湯があってね」とおすすめの場所を教えてくれたので、行ってみることにした。


部屋に荷物を降ろし、500m先の銭湯へ向かう。船岡温泉という名前の昔ながらの銭湯だった。

脱衣場を抜けると、様々な浴槽が出迎えてくれた。銭湯の見た目から熱湯と水風呂だけのイメージだったので驚かされた。うたせ湯、くすり湯、泡風呂、電気風呂、肩まで浸かれる立ち湯など数多くの湯槽があってすごく楽しかった。

風呂あがりにコーヒー牛乳を買って一休みする。脱衣場、休憩場、廊下など、ほぼ全ての壁ににゃんこ大戦争のシールが貼っててなんでやろなってずっと思ってた。

銭湯帰りに夫婦2人で切り盛りしているラーメン屋に行った。ラーメン餃子セットで1350円、ラーメンも高くなったもんだと思う。

宿に戻ると、オーナーがソファーでくつろいでいたので、銭湯行ってきましたよーって写真見せたら喜んでくれた。

「僕ねぇあそこの電気風呂すごく気にいっててね、疲れがよぉとれるんですよー入りました?」って言われた。ビビって入ってないですって伝えると残念がってた。

身支度をしてから自室へ戻った。押し入れのような部屋にシングルベッドがすぽっと収まっている。

狭すぎんかこれ……と思っていたが、これが案外居心地がいい。ドラえもんってこんな気分なんやろかとかぼんやり考えながら寝た。


2日目書くか迷う、でも2日目が一番書きたいんよなどうしよう…気が向いたら書く



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