【悲報】お、俺の今月のなろうリワードが少ない!? ~カクヨムリワードから学ぶ広告単価の季節性~
みんな、2026年1月分のなろうリワードの単価見た?
俺は思わずスマホの画面を三度見くらいしちゃったよ。
「……えっ、なろうリワード、1月分がなんか少なくない!?」
あ、勘違いしないでほしいんだけど、これは「俺の作品がいっぱい読まれた・読まれなかった」っていう総額の話じゃないよ。今回は「1チアスコアがいくらのリワードになるの?」っていう、単価(効率)の生々しい話。
限界作家にとって、スコア1点の価値が下がるのって文字通り死活問題じゃない?
論より証拠、まずは俺の血と涙の結晶である手元のデータを見てほしい。
【1チアスコアあたりのリワード実績】
・2025年10月:約0.058リワード(約17チアスコアで1リワード)
・2025年11月:約0.061リワード(約16チアスコアで1リワード)
・2025年12月:約0.064リワード(約15チアスコアで1リワード)
・2026年01月:約0.042リワード(約24チアスコアで1リワード)
※1リワード未満は切り捨てなので作品によって微妙な差があります。
……やばくない?
12月から1月にかけて、ざっくり3割強の大暴落だよ。前月と同じだけ読まれても、収入が3割減るってこと。
一瞬、「え、俺なんか規約違反でもやらかして運営からペナルティ食らった!?」って冷や汗かいたんだけど、ここでちょっと冷静になってみた。
これ、たぶん俺個人の問題じゃなくて、市場全体の問題なんじゃないかなって。
なので今回、俺なりにガッツリ分析してみた。このエッセイでみんなに共有したいのは、次の2つ。
・なんで1月にこんなに単価が下がったのか?
・じゃあ今後どうなるの? どの月に本気を出せばいいの?
数字の裏側を見るのが好きな人は、ぜひ最後まで付き合ってほしいな。
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◆リワード単価が決まる残酷な算数
まず大前提として、「1スコアあたりのリワード」って、だいたい次の2つの要素で決まるんだよね。
・A: その月に運営が配れる原資(広告売上とか)
・B: 参加者全員が稼いだチアスコアの合計(全体のスコア量)
【 1スコアあたりのリワード = A ÷ B 】
このシンプルな割り算である以上、単価が下がる理由は明白。
「A(広告売上)が減った」か、「B( 皆のスコア)が増えた」か。あるいは「その両方の最悪なコンボ」か、のどれか。
でね、ここからが本題。
実はこのスコアでプールされた原資を割るっていう仕組み、カクヨムの「アドスコア→リワード」のシステムとほぼ同じなんだわ。
カクヨムも固定レートじゃなくて、毎月の広告市況やみんなの熱量で「1アドスコア=何円」って毎月ブレてる。
だったらさ、先行してデータが蓄積されてるカクヨムの過去データを分析すれば、なろうの「稼ぎ時」と「冬の時代」もだいたい予想できるはずじゃない?
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◆カクヨムの過去データから「波」を丸裸にする
というわけで、有志の方々が公開してくれていた過去のカクヨムのデータ(2019年〜2025年)をかき集めて、月ごとの傾向を分析してみたよ。年度によって傾向が変わるから、1アドスコアあたりのリワードを年度で規格化してグラフ化してみたよ。使ったデータは後書きのURLを見てね。
グラフを見てもらうと一目瞭然なんだけど、ネット広告の季節性ってわりと素直に出てるんだよね。
・強い(単価が高い): 11月、12月、2月、3月
・弱い(単価が低い): 6月〜8月(とくに8月がどん底)
・1月: 12月の反動で「弱め」になりがち
年末商戦で広告費が潤沢な12月はバフがかかって、逆に広告出稿が落ち込む夏場(6〜8月)はデバフがかかるイメージ。
ただ怖いのが、年によっては極端に単価が落ち込む大事故も起きてること。季節性の基本ルールに加えて、その年の景気とかのイレギュラーも起きるってわけ。コロナ禍とかね。
あくまでも基本的な傾向だと思ってね。
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◆じゃあ、なろうの1月は何が起きたの?
ここまでわかれば、今回の「なろう1月単価下落ショック」の理由も見えてくるよね。考えられる仮説はこの3つ。
・仮説1:広告の反動減
年末商戦で広告予算を使い切った12月の反動で、1月は純粋に広告単価(分子A)が下がった。
・仮説2:年末年始のスコアインフレ
お正月休みって読者も時間あるし、作家側もこぞって更新するよね。だからサイト全体でスコアが爆増して、分母Bが膨れ上がって単価が薄まった。
・仮説3:最悪のコンボ
広告単価が下がってるのに、全体のスコアは増えてる。一番ありそうで、一番俺たちの胃が痛くなるやつ。
今回の3割下落って数字も、カクヨムの過去のブレ幅を見れば十分にあり得る範囲内なんだ。だから「運営が仕様をサイレント修正したぞ!」って騒ぐより、まずはこの季節の波を疑うほうが合理的だと思う。
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◆限界作家のための波乗り投稿カレンダー
じゃあ結論。これから俺たちはどう動けばいいのか?
カクヨムの季節性が、なろうでも同じように機能するとしたら、今後の波はこうなるはず。
・1月: 下がりやすい(12月の反動+正月インフレ)
・2月〜3月: 戻る・上がる可能性大!(年度末の決算期で広告が強い)
・6月〜8月: 弱くなりやすい(魔の夏休み・広告閑散期)
・11月〜12月: 強くなりやすい(ボーナスタイム)
単価そのものは俺たちじゃどうにもできない。俺たちにできるのは「単価が高いボーナス月に、いかに自分の作品が読まれる状態を作っておくか」だけ。
単価が低い時期に根性で毎日更新して疲弊するのは、デバフ食らった状態でボス戦に挑むようなもんだからね。
俺なら、こんな感じで年間スケジュールを組むかな。
・【1月】 無理しない。 ストック作りや過去作のテコ入れ、次の山への仕込み期間。
・【2月〜3月】 年度末の波に乗るために、もう一回アクセルを踏む!
・【4月〜8月】 単価には期待しない。秋以降に向けた固定ファン獲得の期間と割り切る。
・【9月〜11月】 新連載スタートや大型更新(年末の山に向けた助走)
・【12月】 更新頻度を最大化して稼ぎ切る!
もちろん、書いてるジャンルや自分のペースで正解は変わると思う。でも「単価には波がある」って知ってるだけで、「なんで急に減ったんだ……」ってメンタルやられるのを防げるはず。
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◆まとめ!
1月の単価下落は、市場の季節性の可能性が大。
次に勝負をかけるべきは、広告単価の回復が見込める3月分だ!
みんな、落ち込んでる暇はないよ。単価の波をうまく乗りこなして、今日も元気に文字を打ち込んでいこうぜ!
※傾向は変わる可能性があります。
参考:
カクヨムロイヤルティプログラムについて
https://kakuyomu.jp/help/entry/faq_loyalty
2019年10月分のアドスコアをロイヤルティプログラム参加者に付与しました
https://kakuyomu.jp/info/entry/klp_adscore_note
2020年4月分のカクヨムリワード付与と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響について
https://kakuyomu.jp/info/entry/2004reward_detail
乙枯-近況報告
https://kakuyomu.jp/users/NURU_osan/news
カクヨムリワード、月間ランキングSF1位、総合51位の作品は、月にいくら稼げたか大公開
https://kakuyomu.jp/works/16816452219993887404
カクヨムロイヤルティプログラムは嫌われてる?
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891962447
アドスコア算出方法(仮)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892276548




