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王女様に裏切られて、世界が破滅に向かってます  作者: 永健
序章〈割と平和なアスマガシア〉
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プロローグ①〈彼らが生きる世界〉




【アスマガシア大陸】。


そこは体内に『魔力』を宿した人間や魔物が暮らしており、この世界で1番広い大陸ではないかと言われている大地。

しかし、それはアスマガシア大陸に住む人間たちが勝手にそう言っているだけであって、断定はされていない。

断定されていない理由。それは、アスマガシア大陸が海に囲まれており、現在海を渡る術がないから。

そのため、アスマガシア大陸以外の大地を知ることができないので、断定ができないでいる。


また、この広いアスマガシア大陸は大きく3つの国で分けられている。


1つは、国王を主にしている【オリュンシア王国】。


1つは、圧倒的力を持つ皇帝を主とする【ロマネスト帝国】。


1つは、ロマネスト帝国から一部の大貴族が独立して建国された【ニヴルガム公国】。


以上、3つの国たちは大陸の支配権を獲得するため100年以上戦争を続けていたが、現在は『休戦協定』を締結している。

過去100年以上続いた戦争の休戦。なぜそれが行われたかというと、『それぞれの国の衰退』と『魔物の活性化』が挙げられる。


まずは『それぞれの国の衰退』について。

これは、戦争を続けていたらどこの国でも必ず起きてしまう当然の帰結。しかもその年月が100年ともなると、衰退のレベルが違う。武器などを生産する為の資源、食糧、そして、戦う人々。

それぞれ、それら全てが底を尽きかけていた為、【オリュンシア王国】の国王が、『それぞれ1番秀でているモノを援助していかないか』と提案し、【ロマネスト帝国】と【ニヴルガム公国】がそれを了承して、『休戦協定』が締結された。


次に『魔物の活発化』について。

ここ3年ほど、一部の魔物が知性を持ち始めているのが確認された。そして、知性を持った魔物たちが意図的に人間を殺しているのではないかと思われる事件が頻繁に起こっており、魔物の対処をしていかなければいけかったのも『休戦協定』が締結された理由の1つである。


そして、そんな活発化した魔物と、オリュンシア王国領にある森の中にて戦闘を繰り広げる少年が2人。

彼らが騎士として仕えているオリュンシア王国の、とある王女による『裏切り』によって、この世界は破滅へと、向かっていくのであった…………。




半年以上温めていた新作です。

異世界ハイファンタジーでございます。

作者は、技の名前とかでものすごく悩んでおります。

よろしくお願いします!

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