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侵入者

「え?」


「え? じゃないですよ! 侵入者ですよ侵入者!」


 耳の奥から声が聞こえる不思議な感覚。

 特別なことは何もしていないのに、こちらの声は108番には聞こえている様子。

 ということは、俺は独り言をぶつぶつと呟いているおっさんである。

 怪しい事この上ない。


「防衛戦力ゼロなんですから、ほっといたらダンジョンハートが見つかっちゃいますよ? まぁ隠し通路が見つけられればですけど……」


「それはマズイな……」


 玉座の後ろにある隠し通路なんかあってないようなものだ。本気で隠すつもりがあるのかすら疑う。


「でしょう? ダンジョンハートが壊されればマスターは死んじゃいますよ?」


「……は?」


「いや、ですからダンジョンハートが壊されたら、私もマスターも死んじゃうんですよ」


「いや、ちょっと待て! それは聞いてないぞ!」


「言ってませんもん」


「そういう大事なことは、マスターになる前に言っておくべきじゃないのか?」


「そーですかね? どちらにしろあの状況ならマスターになる以外の道はなかったと思いますけど?」


「ぐっ……」


 確かに108番の言う通りだ。正論だからこそ何も言い返せない。

 これでますますギルドにダンジョンの調査をされる訳にはいかなくなった。

 調査中にダンジョンハートが破壊されるようなことがあれば、それは死を意味する。


「わかった。それで俺はどうすればいい?」


「とりあえずこちらに来てください。死にたくなければとにかく急いで」


「マジかよ……」


 誰にも見られないようこっそり村を抜け出すと、近場の森の中へと入って行く。

 あたりをキョロキョロと見回し、魔法書の中から獣骨を1本取り出すと、それを地面に放り投げた。


「【骸骨猟犬(コールオブ)召喚(デスハウンド)】」


 ずぶずぶと飲み込まれていく獣骨。

 その地面を掘り起こし、這い出て来たのは白骨化した猟犬だ。

 あばら骨の中央にはゆらゆらと揺れる蒼白の人魂。犬と呼ぶには少々大きすぎる獣型のスケルトンは召喚された喜びからか、遠吠えを上げた。


「うるせぇ。静かにしろ!」


「……」


 消沈したように背を丸くする姿に哀愁を感じてしまうも、今はそれどころではない。


「すまん……。言いすぎた……」


 謝罪の言葉を述べると、やる気を取り戻したデスハウンドが立ち上がる。

 それに飛び乗り、俺は一路ダンジョンを目指し走り出した。



 炭鉱へと辿り着くと、尻をさすりながらダンジョンを降りていく。


「コイツに乗るのは2度目だが、やはり直に跨るのはケツへのダメージが半端じゃないな……。鞍になる何かクッションのような物を用意しなければ……」


 1度目は盗賊達が村に襲撃に来ていた時である。移動速度は申し分ないが、騎乗者にダメージが入るのはいただけない。


「おかえりなさいマスター」


「うお……びっくりした……。もうちょっとやさしく登場してくれ」


「すいませーん」


 いきなり俺の隣に現れた108番は口をとがらせて不満そうに謝罪する。

 それに反省の色は見えない……。


「そうだ。冒険者達の遺品の中に鞍はないか?」


「鞍ですか……。なかった気がしますね……。ウチのダンジョンはそこそこ広い方だとは思いますけど、馬に乗って入ってきた奴はいなかったかと……って、そんなこと言ってる場合じゃないですよ! 侵入者ですよ侵入者!」


「状況は?」


「正規の入口から入って来てます。相手は3人。現在は2層あたりでゴブリンと戦闘中ですが、まぁ突破されるでしょうね」


「え? ゴブリン?」


「はい、勝手にダンジョンに住んでいるだけなので、私は管理していません」


 魔物っぽい魔物もちゃんといるんだなと関心した。

 探求心と言うべきか、ゴブリンがどんなものなのか見てみたい気もするが、それはひとまず後回し。


「3層と4層の間に魔力で封印されている扉がありますが、そこを超えられると障害物は何もないので、最下層まで来るのは時間の問題かと……」


「封印されていれば問題ないんじゃないか?」


「そうなんですけど、今回は恐らく破られます。1人封印を解除できると思われる魔力を持った魔術師(ウィザード)がいます」


「今回は? ということは何度も来ているのか?」


「はい。同じ人達ではないですがダンジョン攻略を試みる輩はそれなりにいます。ここ200年は封印の扉を突破されたことはありませんが……」


「それ以前はどうしていたんだ?」


「門が突破されても魔物達や魔族の方がいましたので……。今は知っての通り、もぬけの殻ですが……」


 現状の防衛戦力は俺だけという事か。それとは別に最後の砦としてデスクラウンの罠があるのだろう。

 突破されたら戦ってでも止めなければならないが、できれば殺生はしたくない。

 話し合いで解決したいところだが、相手が話を聞いてくれるだろうか?

 墓荒らしや盗賊の類なら、それも難しいが……。


「ひとまず、その封印された扉とやらまで行こう」



 それは金属で出来た立派な扉であった。門と呼んでも差し支えないほど重厚だ。

 片方の扉で横幅だけでも1メートル。高さは3メートル位だろうか。

 封印の力なのか、扉自体が薄っすらと光って見える。

 厚さがどれくらいあるかは開けてみないとわからないが、物理的な力で破壊するのは厳しそう。

 扉に触れると、金属のひんやりとした感覚と同時に何か懐かしさを覚える。


「なんだろうこの感じ……。どこか懐かしい感じがする」


「そりゃそうでしょう? 今はマスターの魔力で封印してますもん」


 あ、そういう事ね。納得した。


「で? 侵入者は今どのあたりだ?」


「目の前です」


「えっ!?」


 108番の答えに驚き、扉の方へと目を向ける。

 その声が聞こえてしまったのだろう。扉の向こうから聞こえる大声。


「誰かそこにいるのか!? 何者だ!」


 それを聞きたいのはこっちである。

 しばらくなんと答えようか悩んでいると、侵入者達の勝手な推測が始まった。


「いやいや、封印された扉の奥に人がいるわけないじゃない。きっと魔物か何かよ」


「しかし、数百年封印されていたダンジョンだ。魔族がいてもおかしくはあるまい?」


「アハハ。もし魔族だったら私たちはここで全滅かもですねぇ」


 声色から判断するに、女性が2人と男性が1人。

 このまま黙って聞いていれば、封印はいずれ破られる。

 そこで思いついた。侵入者達の話の内容から魔族というのを利用しようと考えたのだ。

 上手くいけば、それに恐れをなして諦めてくれるかもしれない。


 人間を見下す威厳のある魔族。その声は低く、誰よりも強い。自分の中の魔族のイメージを膨らませ、それに成り切る。

 108番以外の誰にも見られてはいない。羞恥心を捨てるのだ……。


「貴様等、我がダンジョンに何用だ?」


「ひぃ!」


 僅かな悲鳴と共に聞こえたのは、金属製の何かを落としたような音。


「な……何者だ!」


「貴様等人間は、他人の家に上がり込んで、何者かと聞くのが礼儀なのか?」


「くっ! やはり魔族か!」


 順調である。侵入者達を人間と呼んだことで、こちらが人間ではないと思わせることが出来た。そして、魔族と勘違いしてくれたのだ。


「だったらどうする? それを知っても尚この扉を開けようとするのか? ならばこちらも容赦はせんぞ……」


 ……返事は返ってこない。何やら小声で話し合っているようだ。

 聞き逃してはなるものかと扉に耳をくっつけ、こっそりと聞き耳を立てる。


「1度撤退しよう。ギルドに報告するべきだ。いくらなんでも魔族相手に3人で挑むのは無謀だ」


「いや、でも折角ここまで来たんですよ? 今回は封印を解くために魔術師(ウィザード)のネストさんともパーティを組んでるのに……」


「ネスト。お前はこの状況どう見る?」


「時間さえあれば封印は解けるわ。けど、魔族は気になる……。近年、魔族の出現報告なんて聞いたこともない。一説によれば魔界からこちらに来たばかりの魔族は強くはないはず。力を蓄える前ならもしや……」


「よし。やるならまず魔族の名だ。聞いた事もない下級魔族なら勝てる可能性はある」


 何やら怪しい方向に会話が進んでいる。このままでは、最悪戦う羽目になってしまう。


「ダンジョンの主よ。非礼は詫びよう。俺はバイス。ギルドの依頼で調査に来た者だ。お前は何者だ」


「108番、何か強い魔族の名を教えてくれ!」


 侵入者達には聞こえないような小さな声で、助言を求める。


「強い魔族といえばグレゴールでしょうか……。ですが……」


「我が名はグレゴールだ!」


 俺は108番の話を最後まで聞こうとせず、意気揚々と名乗りを上げた。

 会話の間が空き過ぎると、不自然だと思われるからだ。


「――ッ!? グレゴールだと!? 破壊神グレゴールか!」


 さあ? としか……。だが、相手がその名を知っているなら話は早い。

 それだけ名の通っている魔族であれば、恐れをなして逃げてくれるだろうと思ったのだ。


「如何にも」


 返答はなかった。

 しばらくすると、扉の向こうから聞こえてきたのは騒がしいほどの笑い声だ。


「ぷっ……。クスクス…… アハハハハ!」


「破壊神グレゴールはとうの昔に討伐されている。そんなこと子供でも知っているぞ。ワハハハ……」


 恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤になっているだろうことは自分でも理解出来た。

 知らないんだから仕方ないだろ! と声を大にして言い返してやりたいが、それは出来ない。

 それもこれも全て108番の所為である。


「あーあ。私の話を最後まで聞かないからですよ? ぷぷぷ……」


 隣では笑いを堪えている108番。コイツはあとで殴ろう。

 ゲラゲラと笑っていたバイスは、急に笑うのを止めた。


「さて。じゃぁ偽物のグレゴールさんにお灸を据えてやりますか。ネスト、封印の解除を頼む」


「オーケー」


 こうなったら仕方ない。戦うしかないだろう。

 しかし、封印を解かれる訳にはいかないので先手を打つ。


「【脆弱なる生ける屍(リビングデッド)】」


 リビングデッドは範囲内の死体をアンデッドに変える魔法だ。

 範囲は広いがアンデッドとしてよみがえる為、動きもノロいし生前より弱い。所謂ゾンビの作成。

 扉の向こう側は見えないが、侵入者達は魔物を倒してここまで来ているはずである。

 ならばそれなりの死体があるだろうことは誰にでも予想がつく。


「――ッ!? バイス! 後ろ!」


 慌てたような声を上げるネスト。

 周りに散乱していた無数の魔物の死体が起き上がってくるのだ。封印解除に時間を割いている暇はないはず。


「封印の解除は後だ! 先にコイツ等を()る!」


 そして戦闘が始まった。

 剣戟、魔法、時折伝わる振動が音と共にダンジョン内に響き渡る。

 こちら側は下り階段で少々手狭ではあるが、侵入者側は広めのホール。暴れるには十分すぎるほどの広さがある。

 音しか伝わらない為、雰囲気で察するしかないが、結構派手にやっているようだ。

 さすがというべきか、バイスという男の指示は的確で冷静。焦りの色はまるで見えない。

 熟練の冒険者と言えばいいのか、仲間達と力を合わせて戦うというシチュエーションにはロマンを感じなくもないが、今の自分にとってはただの敵である。


 それはおおよそ10分ほどでカタがついた。もちろんゾンビ達の負けである。

 今まで倒してきた魔物達が弱くなってよみがえっただけだ。さすがにこれくらいで倒せるとは思っていないし、殺すつもりもない。


「よし。なんとか片付いたな」


 少々息が切れているようだが疲労困憊にはほど遠く、侵入者達にはまだ余裕がありそうだ。

 戦闘中の会話で分かった事だが、バイスは戦士系でネストが魔術師(ウィザード)、補助魔法を担っていたもう1人の女性が、恐らくギルドの担当なのだろう。


「ネスト。魔力はどうだ? まだいけるか?」


「大丈夫よ」


 そうか、いけるか。じゃぁ、次いってみよう。


「【脆弱なる生ける屍(リビングデッド)】」


 今しがた倒したゾンビ達が、再びゆっくりと起き上がる。


「バイス!」


「クソ! なんだこいつら! 不死身か!?」


 そして2度目の戦闘が始まった――



 今回の戦闘時間は20分ほどであった。前回よりゾンビ化した魔物は少ないだろう。死体とも呼べぬ肉塊がよみがえることはないからだ。

 それでも時間が掛かっているところを見ると、大分疲労が溜まって来たと見える。


「ハァハァ……。今回は頭を重点的に潰した。多分もう起き上がっては来ないだろう……」


 必至に呼吸を整えようとする息遣いが、僅かばかりに聞こえてくる。


「ニーナ、ネスト。大丈夫か?」


「えぇ。なんとか」


「魔力の残りは約半分ってとこね……。封印の解呪分も取っておくとなると、次はさすがにヤバいかも……」


 そうか。ならばもう1回必要だな。


「【脆弱なる生ける屍(リビングデッド)】」


 2度あることは3度ある……。いや、仏の顔も3度までだな。

 そろそろこの辺りで諦めていただきたい。


「頭を潰したはずなのに! 何故だ!?」


 残念ながら頭を潰しただけでは意味がない。

 そもそもゾンビ達は無差別に近くの生き物を襲っているだけなのだ。

 動きを止めたいなら粉々にするか、四肢を切断するしかないのである。


 3度目の戦いが始まってから20分ほどが経過したあたりで、ネストの叫ぶ声が聞こえた。


「バイス! もう魔力が残り少ない! 帰りの分も考えるとギリギリよ!」


「クソっ! まさか本当にグレゴールが復活したのか!?」


 全然違います。というか、本当にグレゴールとかいう魔族が相手なら、既に死んでいるのではないだろうか?

 魔族ってそんなに優しいの? 知らんけども……。


「撤退だッ! しんがりは俺が! ニーナとネストは先に行けッ!」


 無理はしない良い選択だ。こちらとしてもその方が助かる。

 その後、争いの音は徐々に遠のき、やがてそれは聞こえなくなった。


「108番。奴らの居場所はどうだ?」


「順調に出口に向かってますね。ゾンビ達が追っていますが、追い付かないでしょう」


「そうか……」


 俺はホッと胸を撫で下ろすと、気を緩めた。


「マスターなら殺すことも出来たと思いますけど、なんで殺さなかったんですか?」


「追い返せるならそれでいい。人殺しなんて出来る訳ないだろ……」


 元の世界では坊主をやっていたこともあり、殺生は許されない行為だと思っている。

 ボルグのような極悪人ならば例外とも言えるが、少なくとも今回はそうじゃない。

 ギルドの依頼で調査に来た冒険者。相手から見れば俺の方がダンジョンを不法に占拠する悪人なのだ。

 そしてもう1つ。それよりも大切なことがあった。

 俺が罪のない人達を殺すような人間だと知ったら、ミアはどう思うだろうか……。悲しむ? いやいや、幻滅されるかもしれない……。そう考えるだけで、胸が張り裂けそうになる。

 ミアは俺を信じてくれているのだ。その思いは裏切れない……。

 折角盗賊達から村を守り、自分の居場所を手に入れたのだ。それを易々と手放してなるものか。

 殺すのは最終手段。俺は殺さずにダンジョンを守り抜く。


 破壊神グレゴール。今更修正は効かない。

 その名を借りて冒険者達を追い払い、いずれは誰も近づかないような場所として周知させればいいのである。


「そうだ、108番。グレゴールというのは、有名なのか?」


「えぇ。魔王様の配下のうちの御一方でした。彼らの言っていた通り討伐されたので、こちらにはいませんね」


「こちらには?」


「はい。魔界には居ると思いますよ?」


「そもそも魔族とはなんなんだ?」


「魔族は魔界に住んでます。膨大な魔力を消費することによってこちらの世界に来ることが可能です。ただこちらに来たばかりの魔族は人間よりちょっと強い程度です。魔力を消耗しているので」


 なるほど。確かに彼等もそんなことを言っていた。


「それでですねマスター。丁度いいのでダンジョンの防衛の為、魔族の方を召喚しませんか?」


「召喚?」


「はい、ダンジョンハートにあれだけの魔力があれば、1人位ならこちらに呼べると思いますよ?」


 召喚した魔族にここの防衛を頼んでおけば、俺はある程度自由に動けるだろう。

 そうなれば理想ではあるが、上手い話には裏があるものである。

 召喚した魔族が俺に従ってくれなければ意味がない。人殺しをしたいわけではないのだ。


「魔族は人を殺すんだろう? 俺がやめろと言って言う事を聞くのか?」


「難しいですねぇ。魔族は人族には少なからず恨みを持っているので……」


 正直リスクの方が高そうである。

 人を殺してしまえば報復として大々的に攻め込まれる可能性もゼロではない。

 いくらアンデッドを呼び出せるとはいえ、物量で攻め込まれれば守り切る自信は雀の涙ほどしかない。


「すまんが、魔族召喚の話はとりあえず保留にしておいてくれ」


「そうですか……。わかりました」


「追い払った彼らが魔族の話を広めてくれれば、侵入者も減るだろう。今日のところは村に帰るよ。また何かあれば呼んでくれ」


 残念そうに肩を落とす108番に背を向け、俺はダンジョンを後にした。


 ――――――――――


 九条が村へ帰還すると、108番は1人不敵な笑みを浮かべていた。

 自分の計画通りに事が進んでいるのだ。嬉しくないはずがない。

 人族とは思えないほどの魔力量を誇る九条を手放すのは惜しい。それだけの実力があれば、呪いをかけたところでいずれは自力で解除してしまうだろう。

 縛るものがなければ、ダンジョンは捨てられてしまう。そうならない為にも、108番は嘘を付いていたのだ。


 ダンジョンハートとマスターは一蓮托生。


 死は人間がもっとも恐れるものの1つ。その効果は言わずもがな。

 皮肉なものだ。本来は敵である人族にダンジョンを守護させようと言うのだから。

 何故だか九条は、魔族に対しての抵抗が少ないようにも感じていた。

 魔族の事を誰からも教わらなかったのか、先入観がないようにも見える。

 だからと言って108番は欲張ったりはしない。必要な時だけ呼び出せればいいのだ。


「……このままいけば暫くダンジョンは安泰ですね……。防衛戦力が皆無なのは気になりますが、あれだけ魔力が貯蔵されていればどうとでもなります。下準備だけでも進めておきましょう。フフフッ……」


ここまで読んでいただきありがとうございました。


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面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ。正直に感じた気持ちで結構でございますので、何卒よろしくお願い致します。

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