不思議なヴェール
Twitterであるフォロワーさんに、勇気を出してからんだら、
「不思議なヴェールまとってますよね」
って言われて、うえー!?ってなった。
予期せぬところで予期せぬアイテムもらったぞ!ってなった。
一言でいえばうれしいという感情。
「だってそんな・・・」
私って不思議なんだー。ヴェールまとってるんだ。うひー!全然知らなかった。私ヴェールまとってるんだ!自分の事ってわかんねえなあ。自分の事って全然わからねえな!簡単に言えばうれしいという感情。
今まで他人とからまないで、孤高気取ってたけど、あほらしい。バカみたい。
まあ、とにかく私はヴェールを手に入れた。
んで、すぐ装備した。E:した。そらする。そうする。装備しないでどうする?MP消費が半分になるイヤリングとか、体力が徐々に回復する指輪を持っているならわかる。回復魔法の効果が上がる数珠持ってたらわかる。でも無いからね。何もないからね。だから装備するよ。
「きひひー!」
浮かれてるぞ。あんま浮かれるなよ。危ないぞ。事故にあうぞ。おい。
「ああ、でもなあ・・・www」
無理無理無理。浮かれる。キャラにもないような浮かれ方。浮かれる~!っていう感じ。
で、そんな感じでヴェールをまとって浮かれて踊っていたら、羽生河四ノとぶつかった。
「・・・ってーな!」
「ああ、すいませんww」
キャラの薄い四ノさんじゃないですか。連載が頓挫して、昔かっこつけてたとかほざいていた四ノさんじゃないですか。
「おつかしゃーす!」
「ちょっと待って」
「何すか?私今忙しいんですけど?」
浮かれに忙しいんですけど?
「そのヴェールいいな・・・」
「え?」
何言ってんのこの人?
「くれよ」
「やだよ」
馬鹿言うな。これは私がもらったんだぞ。やるか。楽しむんだよ。十分に楽しむんだよ。これをまとって私は。で、十分に楽しんだら家宝にするんだよ。手もみ洗いしてファブってたたんでジップロックに入れて冷蔵庫に入れておくんだよ。
「私キャラ薄いんだからくれよ!お前はもうバカがあるからいいだろ!」
って言って奴は勝手に私のヴェールをつかんできた。
「なにするだー!」
くそ!殺すぞ!お前ー!
そうやって引っ張り合っていたらヴェールがちぎれた。
ぶり!って言ってちぎれた。
中央からきれいに二つにちぎれた。