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第36話 ふたりの女と一緒に

「「ご主人様、よろしくお願いします」」


僕はただの魔法使い。

たいしたことがないレベルの。


それなのに、今、僕の部屋には女性がふたりいる。


巨乳美人と小動物系美少女。

そう魔法剣士が呼んでいた。

彼のハーレムに属している8人の女性のうちふたり。


「あ、そういうことで、今日はこの街での初日だから、新しいご主人様にふたりづつついてご奉仕するように」


そういうと、彼はパーティメンバーの男ひとりにふたりの女性を選んだ。


僕には、巨乳美人と小動物系美少女。


巨乳美人は、ほんとうにおっぱいが大きい。

そうだなぁ、たぶんGカップくらいじゃないだろうか。

大きいだけでなくて、美乳らしい。

魔法剣士によると。


「大きいけど、さきっちょはピンクで小ぶりだよ。大きな乳房も下に垂れることはない」


そんな解説をしていた。

確かめてみたい・・・どんなおっぱいのかな。


だけど、小動物系美少女も気になる。

ふだん僕よりふたつ年下の15歳くらい。

小柄で小顔だけど、目だけはくりっと大きい。


リスとかハムスターとかのかわいさに通じるかわいさがある。

真っ白な肌に触れてみたいと思う。


「それでご主人様。どんなご奉仕をしたらいいですか?」


ええっ、ご奉仕って・・・何をしてくれるの?

あんなことして、こんなことして・・・もしかして、あんなことも。


「えっと、何か今、想像したと思いますが、きっとそれらのすべてはご奉仕できます」


えええーーーっ。

できちゃうの、そんなことも、あんなことも。


生まれてきてよかった。

魔法剣士の大先輩、こんな幸運をありがとうっ。


でも・・・ちゃんとできるかな。

実は僕、素人童貞なんだよなぁ。


そりゃ、冒険者を2年も続けているから、娼館くらいはいったことある。

お姉さんと気持ちいいことしたことはある。


だけど、このふたりは娼館にいるお姉さんとは全く違う。

素人だろう・・・それもとびっきりの。


僕でいいのかな。

僕が彼女たちふたりを喜ばせることできるのかな。


「大丈夫ですよ。ただ、やって欲しいことを教えてくれればいいんです」


小動物系美少女に言われてしまった。

全くこんな状況に慣れていない僕。


「それじゃ、まず。一緒にベッドに行こうか」


やっとのことでそれだけ言った。

すると。


「服は寝間着にしましょうか。それとも、無しですか?」


無しって・・・それって・・・。


「無しでお願いします」

「わかりました」


ふたりはスルスルと服を脱ぎ始めた。


そこから先は、もう男の欲望のままに突っ走ったというのが本当のとこだ。


降って湧いたような体験でした。


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