表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑草の花束  作者: 片喰
1/138

【序章】

フラ・アンブロシオ

 それが俺達の店の名前だ。決めたのは相方だが、相方から理由は聞いたので、「これって何の単語?」と聞かれれば「相方が好きなバレエの話の、相方が好きなキャラクターの名前。」と答えられる。もっと説明を求められれば、相手が客の場合、「神父。」「主人公達を助けた。」「俺も結構好き。」と情報を小出しにして満腹感を演出するし、相手が客でない、つまり俺達の稼ぎに関係無い人の場合「自分で調べろ。」と返すだろう。

 この店名は俺も気に入っている。一見、血みどろの俺達に聖職者の名前など皮肉的にも思えるが、俺達にそんなつもりは皆無だ。この名にあるのは、純粋な俺達の願いだけ。


 フラ・アンブロシオ

 バレエ演目の1つ、ナポリに登場する神父。主人公達を受け入れなかった町の人々を、教え諭して受け入れさせた人物。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ