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詩全集

夜のエサやり

作者: 那須茄子

そっと泣くのをやめた

乾いた目をいっぱい広げて

ぴかっと光る夜空 

眺めていよう


帰り支度している星々(ほしぼし)にでも

届くか届かないかギリギリの

モールス信号を打とうか


そしたらちょっとは

夢中になって追いかけたくなる動機が

自ずと現れるかもしれない

..要するに

何でもいいから

気を紛らわせたいだけ


気分は釣られ気味

あっという間に駆け抜けていく

夜空に垂れたエサ


ちょっとした時間稼ぎぐらい許してよ


ずっと自己保管できる

理想の中で夢見ていたいけど

現実はそうはさせてくれなくて

手を合わせていただきます、と

呟くしかないんだ




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