表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/35

プロローグ

 あれは、俺がまだ小学1年生の頃だった。日本の東京に住む俺は、ニュースでそれを知った。


『緊急速報、緊急速報、ただいまアメリカ合衆国が正体不明の国、”ムスペルヘイム”と名乗る国から襲撃を受けてます。繰り返します……』


 そのニュースは、世界中に震撼をもたらした。そして、それと同時に恐怖を連れてきた。


 それから3日間の徹底抗戦の後、アメリカ合衆国はムスペルヘイムと呼ばれる国に敗北したという悲報が流れた。


 その日からムスペルヘイムは有名になり、勢力を伸ばして行った。


 日本は、初めは関係がないと言い関わることをやめた。しかし、日本の沖縄にあるアメリカ軍事基地に、ムスペルヘイムは襲撃し日本とムスペルヘイムは戦争状態となった。


 その時ムスペルヘイムは謎の力を使い日本を侵略した。そして、日本も徹底抗戦の後ムスペルヘイムに敗北した。


 その日から日本という国は無くなり、セカンドロケーションと呼ばれるようになった。日本人はルーザーと呼ばれ、名前を奪われた。


 中には反抗するものもいたが、皆殺された。ムスペルヘイムは反対勢力を全て虐殺していったのだ。


 それで、反抗する者は消えた。


 犯罪を犯したものは、ムスペルヘイムへの特攻隊として編成されたが、皆帰ってくることはなかった。


 中にはムスペルヘイムから逃げ帰ってきたという者もいたが、謎の力を使っていたと言うばかりで、精神を壊されていた。


 だから、人々は聞く耳を持たなかった。そして、その日から日本人は奴隷のような生活が始まった。


 それから数十年が経過し、俺は高校2年生となった。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ