表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
121/131

7 【闇】の復讐者VS【光】の勇者3

コミカライズ1話(2)が配信されました。下にリンクがありますので、ぜひお読みくださいませ~!


また、小説版の3巻が発売決定いたしました! これも読んでくださった方々の応援のおかげです。本当にありがとうございます!

3巻は10月30日発売予定ですので、こちらもよろしくお願いいたします。書影などの詳細情報は後ほど……!

「お前の攻撃では俺を倒すことはできない。そのスキルも、ただの時間稼ぎにしかならない」

「ふふっ、そうだね」


 ユーノが笑っている。

 瞳に映る光は、強い意思を感じさせた。

 絶望や苦悩ではなく、希望を。


 勇者パーティの時代から付き合いも長いし、その表情だけで察した。


 時間稼ぎ──。

 奴の目的はそれだろう。


 時間さえ稼げば、何かを起こせると踏んでいるのか。


 だが、なんのために?

 俺に勝つ方法を用意しているのか?


 だとすれば、それは──。


「スキル【拒絶の神域】──範囲最大!」


 ふいにユーノが叫んだ。


「これは……!?」


 俺の周囲の空間がぐにゃりと歪んだ。


「きゃあっ!?」


 同時にシアとユリンが大きく吹き飛ばされる。

 俺たちの距離は百メートルほど離れてしまった。


「ははははははは、最初からこれが僕の狙いだ!」


 いきなり勝ち誇るユーノ。


「僕の【光】や君の【闇】の力は、精神の強さによって起動する──ヴァーユはそう言っていた。もし大切な彼女たちを失ったら……それでも、君は動揺せずにいられるかな? 強い心を保てるかな、クロムくん」

「お前──」


 俺はぎりっと奥歯を噛みしめた。


 俺自身はスキルで守られ、攻防ともに無敵状態だ。

 だが、シアやユリンは違う。

 あくまでも俺のそばにいて、俺のスキルに守られているからこその無敵状態。


 だから、スキルの効果範囲から離されてしまえば──。


「やれ、ファラ」

「承知しました、ユーノ様!」


 告げて走り出す女剣士。 


 さすがに──速い!

 しかも彼女は古流剣術『炎王紅蓮刃(えんおうぐれんじん)』を極めた、恐るべき達人だ。


 少なくとも剣の腕ではシアに勝ち目はない。


「シア、ユリン、連携して身を守れ! すぐに俺が行く!」


 俺は叫んで走り出した。


 だが、俺の両足はこんなときでも情けないほど遅い速度しか出ない。

 衰え、弱ってしまった体が憎らしい。


 その間に、ファラはシアとユリンに肉薄していた。

 俺の二人の【従属者】に。


 大切な、仲間に──。


「大丈夫です、クロム様。あたしとユリンちゃんでなんとか立ち向かって──くうっ!?」


 言いかけたシアが、ファラの斬撃によって吹き飛ばされる。


「立ち向かう? 魔王を討伐した勇者パーティの剣士──このファラ・ザイードを相手に? 舐めるな、小娘ども!」


 ファラは叫んでさらに剣を繰り出した。


 唐竹割り、横薙ぎ、逆胴、袈裟斬り──。

 あらゆる角度から打ちこまれる嵐のような斬撃。


「あたしの力はユーノ様によって増大している! あんたのような小娘に後れを取ることはあり得ない!」

「あたしだってクロム様のおかげで強くなってるんだから……ううっ!」

「遅い遅い!」


 同じように【闇】と【光】で強化された剣士同士の戦い──。


 仮に強化された度合いが同じとなれば、もともとの剣の実力が反映される。


 シアは一方的に押されていた。

 ファラが繰り出す古流剣術によって、鎧を切り裂かれ、服を切り裂かれ、血しぶきが飛ぶ。


「まだまだ……っ!」


 これだけの実力差を見せつけられても、彼女の闘志は折れない。


「あたしは負けない! クロム様のために!」

「駄目だ! シア、逃げろ!」


 俺は命じた。


「嫌です──あたしだって、あなたの役に立ちたい!」


 だが、彼女は初めて俺の命令に逆らった。

【大事なお知らせ】

なろうで連載中の『転生特典【経験値1000倍】を得た村人、無双するたびにレベルアップ! ますます無双してしまう』の書籍版2巻がMFブックス様から9月25日に発売予定です。

下のリンクから公式ページに飛べますので、ぜひよろしくお願いします~!

3巻以降を出せるかどうかは今回の売り上げにかかっているので、なにとぞ…… (´Д⊂ヽ


書影です

挿絵(By みてみん)


【読んでくださった方へのお願い】

ページ下部にある『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』のところにある☆☆☆☆☆をポチっと押すことで★★★★★になり評価されます。

「面白かった!」「続きが読みたい!」と思っていただけましたら、ぜひポチポチっとしていただけましたら励みになります!


「面白くなかった!」ときは(ごめんなさい……)★1でも結構ですので、ポチっとしていただけると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して
★★★★★にしていただけると作者への応援となります!

執筆の励みになりますので、ぜひよろしくお願いします!


▼カクヨムでの新作です! ★やフォローで応援いただけると嬉しいです~!▼

敵国で最強の黒騎士皇子に転生した僕は、美しい姉皇女に溺愛され、五種の魔眼で戦場を無双する。







Mノベルス様から書籍版・全3巻発売中です! 画像クリックで公式ページに飛びます
5nsm9ikyhyex6cuw779ybmn5kyeb_gcs_160_1pw_9ggn



コミック最終6巻、発売中です!
hsvpgtig5jf9fm1l08o7y6i1prn_2k2_1d2_1xr_l0kf.jpg
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ