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始原の魔術師〜時を旅する者〜  作者: 小さな枝切れ
第1章 旧帝都を目指して
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プロローグ

「【自然均衡の神スネイヴィルス】よ。其方はそれで良いのか?」

「はい【創造神】様。あの男は実に面白い人間です。隠居するより、もうしばらく見ていたいと思いました」

「うむ、確かにな。それに其方がまだ側に居てくれるのは嬉しい」

「この様なおいぼれに勿体無いお言葉」





俺の名前はサハラ。ある日交通事故で車に跳ね飛ばされたらこの世界までぶっ飛んできた。そこでドラゴンのルースミアと出会い、《賢人の腕輪》を貰い共に旅する事になった。


旅する中で【創造神】と【自然均衡の神スネイヴィルス】と会い、〈始原の魔術〉と〈不老〉の力をこの世界にそぐわないものを創造しないと言う条件の対価として与えられ、自然均衡の代行者にさせられた。


仲間だと思っていたスレイドの裏切りに遭い、結果ルースミアが重傷を負う事になり竜の聖域に傷を癒す為に俺の元より去っていった。


治癒するにはそこで100年以上かかるらしく、ルースミアは今生の別れと思っていた様だが、伝えることが出来なかった【創造神】の対価で授けられた当初不要と思っていた、《不老》により再会を夢見て長い時を旅する事になった。




ルースミアは言った。


『主の側が我の安住の住処だったのかもしれない。最後の時まで一緒にいたかった…』


俺はルースミアにまた逢う日を夢見て、そしてルースミアの夢を叶える為に100年以上の時を生き続けていくことにした。






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