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序章
そこにはたくさんの何かがいた、
そこにいた何かは負の感情が集まったもの
遠い昔、一人の王が封じたもの
だが、この世に永遠などは存在しない
いずれ封じたものは暴れ、天災となり人々を苦しめ、
この世を悪しき姿へと変えるだろう
その時の為にこの鍵を残す。
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その日の目覚めは特に悪くなかった
何かあるとすれば昨日夜遅くまで
本を読んでいて若干寝不足なくらいだ
だが、何やら家の中が騒がしかった
まだ寝ぼけている脳を働かせ
声がする方に歩くていくと、
両親がなにやら異様に喜んでいた.
目を凝らしてみるとそこには
「国立魔法学園合格通知」と書かれた封筒があった。