春の贈り物
春風がくすぐる
桜のつぼみが目を覚ます
これからまたよろしくね
笑かけてるみたい
道のすみに重なる
桜の花びらが風に舞う
僕らを祝うみたいに
優しさを運んでく
花の種類も名前も知らなくても
綺麗だって見惚れてしまうほどに
春の青さは幸せに満ちてる
春風は山に桃色のベールを被せ
桜色の絨毯の上を歩いて
ウグイスと甘い花の蜜を味わう
雪の白さも色づける若葉の色は
梅色の頬を撫でるように
春の息吹と通りすぎて
次の季節へ
今日という日のページをめくるのだろう