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4話

―ルキ視点―


森に来たら幼い女が倒れていた。

そいつの周りには魔物だったものと思われる頭などが転がり、そして木々は最初からなかったかのように無くなって、地面がえぐれていた。

 とりあえず状況を把握するためにそいつに“お前がやったのか”と聞いた。

 そんなはずはないと思いながら聞いた。だが、そいつはそうだと答えた。何者だと聞いたらシルヴァと答えた。聞いたこともない名前だ。ここまでのことができるなら名が広がっていてもおかしくない、俺が知らないだけなのか?

 考えてもわからない。だがこのままでは魔物が寄ってくる。いったん離れなくては。

 ・・・さすがにほっておけないし聞きたいこともあるので連れ帰ることにした。

街に戻り家に帰りベットに寝かせ、かなり汚れていたから魔法できれいにしシルフィーをつかせて起きたら教えるよういっておいた。



しばらくしたらシルヴァが起きたとシルフィーが走ってきた。

部屋に向かったらのどが渇いて話しにくそうだったから水をやったらすぐに飲み干してしまった。

シルフィーがシルヴァの服を着替えさせたいと言った。たしかに服はボロボロだ。着替えさせよう。

シルヴァが体を起こそうと起き上がったとき思わず目を見開いてしまった。急いで帰ろうとしていたからよくは見てなかったがシルヴァはめずらしい純白の髪と獣人の耳があるのは覚えていたが腰から翼が生えてきた。

有翼人はめったに降りてこないから一生に一回見れたら多いほうだといわれているくらい珍しくそしてプライドが高いと聞く。凝視してしまった。さすがに悪いな。

 シルフィーは遠慮もなしにじっと見てシルヴァの事をほめまくっていた。するとそいつは“気味悪くないか”なんて言ってきた。どんなところで育てばそんな考えになるんだ。確かに有翼人と他の人種でのハーフは珍しいが、ハーフ自体は珍しくないし両親の特徴をもって生まれることも珍しいが、ある。こいつの住んでいたところは田舎、それも純血重視のところだったのだろう。

そんなことを考えていたらシルフィーがシルヴァをふろに入れてくるといった。後でリビングに連れてくるようにだけ言って部屋を出ようとした。そしたらシルフィーにこいつ呼びで怒られてしまった。今度からは口に出すときは特に気を付けよう。



一時間くらいしてから二人が来た。

 すぐに話を聞きたいところだがその前に魔力を抑えるチョーカーを渡した。

 推測だがシルヴァは魔力が多い。そしてまだちゃんと制御できていないのだろう。だから魔法を使って加減がわからずにあんなことになったのだろう。

そう伝えたら納得してチョーカーをつけた。

 時間をかけてしまったが本題に入ることにしよう。

シルヴァに聞きたいこと、それはなぜあの森にいたのかということ。あの森は魔物も多く生息しているから商人など魔除けを持っているもの以外は近寄らない。なのにあんなとこにいるということは何かしら事情があるのだろう。

 シルヴァはとても話しにくそうにしていた。だが少しずつ思い出すように話してくれた。

その内容は考えていたことと同じといえばそうだがそれ以上に壮絶だった。

町はずれにある家に強盗が押し入り、両親を殺害した。そして村の人に一時的に保護されるも奴隷商人に売られたという。何とか逃げ出せたためあの場にいたらしい。

 それを聞いた俺は「そうか」とだけ言った。気の利いた言葉の一つも思いつかなかった。


 この話じゃ身寄りはない。そして村に戻したとしてもまた売られるだけだろう。俺が連れてきたのだ。最後まで面倒をるべきだ。もちろん決定権はシルヴァにあるが。


「お前が望むなら、ここに居てもいいぞ。」

 俺はそう言った。シルヴァにこの後どうするつもりだったのかと聞けば、孤児院に行こうと思っていたらしい。まあそれも選択肢か。そう考えていたらシルフィーがシルヴァにぐいぐい言っていた。

 いいのか、そう問われ俺はすぐにああ、と答えた。


 シルヴァは目を見開いて少しうるんだ瞳を細めて「ありがとう」と一言言った。


 シルヴァがこの家で暮らすことになった。

 自分から面倒を見るといったのだ。シルヴァがこれからいい生活を送れるようにしていこう。


俺はそう決意した。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



ここからはかなり簡単な設定なので読まなくても問題ありません。



・有翼人

  種族の人数が少ない。

  多くの人が金色の髪の毛に青い目

  腰に翼が生えており、魔法の詠唱なしに空を飛ぶことができる。

  魔力量がほかの種族に比べ一番高い。

  自身の種族に誇りを持っている。プライドが高い。基本的にカエルム島という浮島に住んでいるため地上に降りることが少なくほかの種族と交流することはめったにない。



・獣人(猫人、犬人)

  二番目に種族数が多い。

  髪色や目の色は人によってかなり違う。

  獣耳と尻尾が生えているのが特徴。

  身体能力がほかの種族よりも優れている。

  非常に明るい性格の人が多い。



・魚人

  水色の髪に黄色の目の人が多い。

  人型と魚人に変身できる。人型の時でも魚人の時と変わらないくらいに泳げるが返信してから泳ぐ人が多い。

  水中での行動がほかの種族に比べて優れている。

  生活圏を水中にしている人が多い。そのためか陸上で歩くのが嫌で生涯水中ですごすことも少なくない。



・人族

  種族数が一番多い。

  黒髪に茶色の目がおおい。

  特に優れた能力はなく全体的に一般的



・魔人

  赤い髪に赤い目

  種族特有の魔法として自分より魔力の低い魔物を操れる(複数人で行えば操れる魔物の強さも強くなる)

  

・魔物

  どこにでも生息している動物に角が付いた見た目のものや霊や人形など様々

  個体によっては魔法を使ったり意思疎通ができる個体もいる(例:ドラゴンなど)



【魔法】

基本的にどの種族も使える(例外あり)

魔力保有量によって魔法の威力は異なる。

一般人は生活で使える魔法のみを家族、もしくは学院等で学ぶ。

魔法を使う際は詠唱が必要

基本魔法の種類は 火 水 土 風  の四つ

他にも氷や雷、光、闇などがあるが使えない人のほうが多い。


【魔力】

魔法を使う際に必要な力

種族で大まかな保有量は決まっている

同じ種族でも個人で魔力保有量が異なるが大きな差はない。

使いすぎると気絶、最悪の場合死に至ることもある。

魔力の使い方は基本的に家族に六歳になったら教えてもらう。

まれに魔力を持たずに生まれてくる子供がいる。


読んでいただきありがとうございます!


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(@maho_tadano)

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