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未来〜最悪から最高へ〜  作者: キルノイド
9/12

第7話 心配性

そして無事に学校に着いた私たちは、靴を履き替え、教室に向かった。

登校の時、何も無くて良かった〜……


「あ、光ごめん!俺、生徒会の集まりがあるから、先行っといてくれない?鞄は机に置いといて良いから!」


「えッ……!?あ、うん……わ、わかった……早く戻ってきてよ……?」


「あいよー!」


そう言って麗は、生徒会室へ走って行った。

私はそれを見送り、教室へ行って麗の鞄を机に置いてから授業の用意を始めた。しかし、麗のことがやっぱり気になり、急いで準備を終えて生徒会室へ向かった。

中を覗くと、まだ会議中のようだった。


「ここで待っとくか……心配だし……」


「本当に心配性ですね?」


天人がクスクスと笑いながら隣へ降りてきた。

もちろん天人の姿は私にしか見えていない。


「だって……教室に戻るまでに何かあったら嫌だし……」


「まぁ、あれを宣告された後ですもんね〜。そりゃそうなりますよね

にしても、そこまで心配してくれるなんてね?彼のこと」


やっぱりこいつ、何を考えているのか全く分からない。いや、分かりたくもない。


「でも、それが普通の行動だと私は思いますよ」


天人が言った。


「普通の行動?」


「えぇ、その人を死なせたくないと思っての行動なんですから、あなたの今していることはとても普通のことなのです」


そりゃそうだろう。友達が死ぬと聞かされて、必死に行動しない人は居ないだろう。

もし居たとしたら、その人に会ってみたいくらいだ。

ただ、天人が私にしか見えないだけあって、端から見たら私は今、何も無い空間に話しかけているということになる……

だから、これに関しては、ある意味普通の行動ではないので、皆に普通ではないと思われているかもしれないのだが……


「おや、会議終わったみたいですよ〜?」


そう言うと天人は、私の前から消えていった。代わりに、生徒会室から麗が出てきた。


「あれ?光、どうしてここに?もしかして、待っててくれたの?」


「うん…。待ってたというか……迎えに来たかな……?」


そう言うと麗は嬉しそうに笑った。そして2人で教室に戻った。

教室は相変わらず賑やかだ。

私たちが戻ってきたと同時にチャイムが鳴り、授業が始まった。





夜遅くの投稿です!

本当にすみません(--;)早く投稿しなきゃと焦って、あまり編集出来ていません!

誤字脱字があればお手数ですが、ご報告してくれたらなと思います。

またアドバイス等も毎度募集しておりますので、

ご指摘よろしくお願い致します。

(暴言や作品を悪く言うようなものは受け付けません)

それでは次話もお楽しみに……



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