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魔王と勇者に憧れた者  作者: ヨベ キラセス
一部 魔約編
19/40

若干の安置

 ……簡単に言えば3日で完治した。


 勘違いして欲しくないが、別に俺が人間やめた的なことないよ? いや吸血鬼とかにはなってみたいけどさ、違うからな?


 簡単に言えばあのオッサンが治癒系の魔法を使えたことで常人より早く回復できたのだ。痛みが残っているが、支障はほぼない。


 まあ俺自身、本当は《粉塵爆発》をモロに喰らった地点で死を確信してたんだが、どうも面倒なことに悪運が強かった。

 ちなみにだが『悪運』とは本来文字通り『悪い運』だが、日本語の面白いところは真逆になることもあるということ。事実『悪運が強い』とは『運が悪すぎる』とかではなく『悪い事をしたにもかかわらず報いを受けず、むしろ栄えるほど運が強い』という事だ。まあ裏返せば粉塵爆発で食糧庫壊してんだよなー。



 そしてあれから魔族の目は変わった。

 元々実力主義なところもあり、それなりに名の通っていたあのオークを倒したことで、それなりにはなしかけてくれるやつができた。

 また、今回の件で俺は生きる決意をしたため、さすがに早々死んだたまるものかと思い、ここ半年絡んできた奴らをオッサンにリストアップして話し、釘刺ししてもらった。せめて一年はもって欲しいもんだがな。





 さて、その後の俺は……まあ特に変わることはなかった。

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