表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
-Au-  作者: 豊橋 朱雀
1/1

【プロローグ】

これは超天真爛漫アイドルユニット-Au-の物語のプロローグとなるお話。

「………」

緊張感漂う部屋には2人の少年がいた。1人は銀髪でクセのあるウェーブのかかった髪の少年。もう1人は黒髪でストレートの髪の少年。2人ともキラキラした衣装に身を包み、目を閉じていた。銀髪の少年ーー(あられ)と、黒髪の少年ーー烏兎(うと)は、-Au-(アゥ)というコンビを組んでいた。いわゆるアイドルというものだ。

2人は各々立ち上がり、緊張をほぐす為かストレッチや、鏡の前で髪のチェックをしだした。

まもなく関係者と見られる男性が部屋に入り、2人を呼んだ。

2人はいつにも増して緊張していた。ステージ裏に向かって歩いている途中も緊張はほぐれなかった。いつもなら2人で話をして心を落ち着かせるのに、今回は2人は一切話さなかった。

今回のライブでは、他にもユニットがいたのだ。-Au-のライバルユニット、-Cw-(チヮ)、-蜘蛛-(クモ)の2ユニットである。-Cw-は-Au-が結成当初から競い合っていた良きライバル。-蜘蛛-は-Au-より先輩に位置するライバル。今回のライブはこの3つのユニットで、どのユニットが1番、客の支持を受けたかを競うという意向のもと行われていた。

-Au-の2人はステージ袖で出番を待っていた。霰も烏兎も深呼吸をする。

「うとちん」

「あられん」

霰と烏兎は互いに名前を呼び合う。

「僕達は僕達の最高のステージを描く」

霰が烏兎の手を握る。烏兎も霰の手を握り返す。

「僕達は鳥籠になんか籠らず、たくさんの人に笑顔を届ける」

烏兎が霰を見て優しく微笑んだ。霰も烏兎の笑顔を見てホッとしたのか笑顔を見せる。

「-Au-のお2人、出番です…!」

袖で待機していた2人に忙しく走り回る男性が声をかけた。

ステージの向こうには何千万の人々とたくさんのライト。-Au-の2人は笑顔を浮かべ、ステージに上がる。

大好きな人々へ、大好きな歌を届けるために2人は歌うーー。


-Au-【プロローグ・終】

皆さん、初めまして!豊橋朱雀と申します!この度はこの小説を読んでくださりありがとうございます!

次作として他にも物語として小説を書こうと思っていますので、そちらもお読み頂けると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ