表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/122

#048 幕間 永禄二年の那古野城下町と引き起こされた困惑

 時は三河の一向宗の動きが、不穏なる様相をていした頃から少し遡る。

 尾張の織田が、海道沿いの四カ国を斬り従えた折。

 周辺国を治める戦国大名が、その明らかになった帰趨に対し、喜怒哀楽、様々な表情を見せたのである。



  ◇



 相模国 小田原城


「氏政……」

「はっ!」

「お主はいずれ、北条を差配する身となる」

「はっ!」


 北条氏康は心地良い返事に(まなじり)を下げる。

 以前、同じ言葉を発した際、目の前にいる自身の倅は曖昧な言葉を返していたからだ。


「故に、問おう。北条の背を織田に預け、我らは坂東に専念出来る、かように思うか?」

「織田に降る以前の氏真よりかは余程。されど……」

「されど?」

「約定を交わしたとは言え、全幅の信頼は置けませぬ。尤も、それは織田も同様に御座いまする。加えて……」


 北条氏政が口ごもる。

 彼の顔には”言い辛い”と現れていた。


「良いから申せ」

「はっ! その……武田が信じられませぬ」

「室の親御であるのにか?」


 北条氏政の顔がますます苦々し気に変わる。

 彼の父親であり、国主でもある北条氏康はその様子に思わず笑った。


「フフフッ。氏政、その時はその時よ。室を甲斐に送り返し、約定の破綻を知らしめれば良いわ」


 ところが、その言葉に慌てたのが北条氏政であった。

 彼は声を詰まらせつつ、


「お、恐れながら、某の室を送り返すは不要に御座いまする!」


 異見した。


「何故か、氏政」

「はっ! 氏真が織田に降った仕儀、その一部始終を見届けましたが故に御座いまする!」

「ほう? その存念、詳しく申せ」

「はっ、人の情けの深さに御座いまする。それは時に、易々と国をも売る。この氏政、恐ろしゅう御座いました」

「氏真が事か?」

「その通りに御座いまする」


 北条氏康は氏政の言葉に深く考え込む。

 その上で、


「なれば聞こう。お主が氏真であったならば、如何した?」


 と問うた。


「恐らく……」

「恐らく?」

「織田に降りまして御座いまする」


 その答えに眩暈を覚えた北条氏康。

 しかし彼は、北条氏政の口から続く、次の言葉により正気を取り戻した。


「故に、武田が我ら北条との約定を破りし時は、その手を使うてみとう御座いまする」

「武田義信にか?」

「はっ!」

「……ふむ、義信が室は今川の出。その方の勝手には出来ぬ」

「なればこそ、我らは織田に今川の前例を囁くのみ! しからば、我らが矢面に立つ事なく、織田と武田が遣り合うている間に動けましょう!」


 その言葉に、北条氏康は思わず破顔した。


「その考えや良し! されど氏政、話を元に戻すが尾張に隙は見せられぬぞ!」

「はっ! 風間に那古野の動きを探るよう、命じまする!」

「それで良い! 常に尾張の動静に気を配れ! 余す事なく、報せさせよ! 氏政、お主が自らの耳で聞き、判断を下せ!」

「ははっ!」


 その心地良い返事に、北条氏康は満足した。




  ◇




 甲斐国 躑躅ヶ崎館


 武田晴信改め信玄が苦笑いする。

 それを息子の義信が困り顔で受け止めていた。

 その理由は、


「それにしても、川の氾濫に頭を悩ませ、漸くそれを治め、”いざ駿河へ”と陣触れを発しようとした矢先。その駿河国を織田に掠め取られるとは思いもせなんだ」


 であった。

 武田義信としては、自らの室が今川の出である為、内心複雑である。

 いや寧ろ、駿河を攻める事とならず、ホッとしていたのであった。


「まさか、あれ程早く落ちるとは思いもせなんだ」

「如何にも」

「なれば、武田の身代をより大きくする為には信濃から越後、上野へと向かうしか無いのう」


 武田義信は大いに頷き返した。

 その様子に、武田信玄がニヤリと笑う。


「太郎、心よりそう思うておるのか? 武田の矛先が駿河に向かず、安堵しているのではないか?」

「さ、左様な事は決して……」


 心の中を見透かされた男が、言い淀む。

 それを見過ごす、武田信玄では無かった。


「太郎!」

「はっ!」

「戦国の世、信義に殉じるで無い! 信義で民の腹は満たせぬ故にな! 故に、喰らえる時には喰らわねばならぬのよ!」


 武田義信に、返す言葉は無かった。


「このたわけが! 武田の嫡男がその様で如何いたす!」

「はっ! ま、誠に申し訳なく……」

「それがいかんと言うておるのだ! お主とさして歳の違わぬ織田を見てみよ! 良いか? あれは決して運が良いから四カ国を斬り従えた訳では無いぞ!」

「む、無論、承知しておりまする!」

「なれば、太郎! 既に手を打ったのであろうな!?」

「はっ! 真田に命じ、透波を商人に扮し那古野に遣わして御座いまする」

「なれば良い! 仔細な事に関わらず、我が耳にまで届かせよ」

「ははっ!」

「にしても、織田信行とはげにも面白き男よ」


 甲州山に、高らかな笑い声が響いた。




  ◇




 美濃国 稲葉山城


「半兵衛、それでは……お主は反対なのだな?」


 斎藤義龍が咳き込みながら問う。

 その様子を涙ながらに捉えつつ、竹中重治は毅然と答えた。


「一色を名乗り、公方様が御相伴衆に就くは尾張織田との無用な軋轢を産みまする故に」


 かつての一色氏は五カ国二郡を治める大守護であった。

 その所領には尾張織田が治める三河国と尾張国の二郡、智多郡と海東郡が含まれている。

 故に、一色の名跡を継ぐと言う事は、先の所領の領有を求めた、と捉えられなくも無いのだ。


「……考え過ぎ……では無いのか?」

「左にあらず。今の織田に攻める口実を、大義を与えてはなりませぬ」

「美濃を狙われると、そちはそう申すか」


 竹中重治は黙す事で主の問いに答えた。


「この話……」

「既に家中の者で知らぬ者はおりませぬ。そして、中でも一番乗り気で御座いまするのが御家老の斎藤殿」

「なれば今更断れぬのでは無いか?」

「されど断る外有りませぬ」

「織田の目が北を向かぬ様に……か」

「左様で御座いまする」


 その刹那、斎藤義龍が激しい発作に見舞われる。

 竹中重治が慌てて背を摩るも、


「か、構わぬ、いつもの、こ、事よ」


 斎藤義龍は己が手で制した。


「そ、それよりも、目を、那古野から目を離すで無いぞ。如何なる瑣末な事であろうとも耳を傾け、余に知らせよ」

「ご心配いりませぬ。その手筈、既に整えておりまする故に」


 竹中重治は涙ながらに答えた。




  ◇




 越後国 春日山城


「織田信行……か。それ程の男なのか?」

「”大うつけの弟”でありまするが、至って品行方正だったと伝え聞いておりまする」

「なのに、七人もの嫁を?」

「さればこそに御座いましょう。女子相手にも行いが正しくなければ、とてもとても……」

「……確かに」


 長尾景虎が思いに耽る。

 それはかつて愛しあった、女子を思うてか否か。

 その答えは、彼の前に居並ぶ家老の誰一人として分かり得ない。

 ただ一つ、分かっている事は、主である長尾景虎が”生涯不犯(妻帯禁止)”を掲げている事であった。


「が、いずれ相対するやもしれぬ。故に、”軒猿(けんえん)”を尾張に放て。織田信行が行いを具に伝えさせよ」

「ははっ!」


 長尾景虎は直ぐ様、次なる評議に頭を切り替えた。




  ◇




 尾張国 那古野城下町


 初夏を思わせる日差しの下、二人の女人が那古野大路の店々を眺めていた。


「早川殿、あの一際大きな商い所は何かえ?」

「あれは”那古屋”で御座いまする。非常に珍しい品々を扱い、那古野大湊では”納屋市”を開き、湊一賑わっているそうな。駿府からお乗りあそばされた、この”馬車”も那古屋が扱う品で御座いまする」


 供の者に守られる、馬車に揺られながら。

 早川殿と呼ばれた女子が、自らの客を気遣い、手配したのであった。


「白い羽織物の背に何やら記している者が稀におる。ほれ、彼処にも。あの者らは何かえ?」

「あの者らの背には”丸に医”と書いておりますれば、清洲にて医術を学ぶ者に御座いまする」

「ほう? されど何故、あの様な面妖な羽織を?」

「織田様が那古野にて医術を学ぶ以上、いついかなる時も那古野の役に立っても貰わねばならぬ、と申されたそうに御座いまする」

「ほう? 那古野に医術を学びに訪れし者が?」

「はい。そもそもは織田様が湯治を奨励したからと聞きまする。それ以来、怪我や病に悩む者が多く訪れ、それを診る者もまた集まり始めたそうで」

「湯治?」

「はい、あの風変わりな物を屋根に並べた屋敷が湯治を行いし場所に御座いまする」

「何とまぁ、奇怪な……」


 それから暫くした後。


「早川殿、時折辻に建つ小屋……ほれ、あれらは何であろう?」

「大きい方は”番屋”、小さい方は”辻厠”に御座いまする。番屋には尾張の兵が詰め、怪しい者に目を光らせて……あの様に誰何しておりまする」


 早川殿が指した先には、同じ装いをした数名の兵に取り囲まれる初老の男性がいた。


「はて、あれはもしや……」

「あの、尼御台様何か?」

「いや、人違いであろう。あの者がここにいる筈が有りませぬからな。ささ、次へ案内してたもれ」


 やがて、馬車は最初の目的地に辿り着いた。

 そこは、


「ここが”公園”に御座いまする」


 であった。

 そこには現代に生まれ育った者が見れば分かる、様々な遊具が備え付けられていた。

 シーソーやブランコは言うに及ばず、滑り台にジャングルジム、綱登りに綱渡り、丸太ステップに丸太吊り橋。

 主に丸太と綱を用いた遊具がふんだんに設けられ、多くの子供達で賑わっている。

 それもその筈。

 公園に隣接する形で、”寄宿学校”が設けられていたからだ。


「なんとまぁ、童がかように沢山。それもあないに楽しげに笑って」

「はい。この早川も初めて目にした時は目を丸くした次第」


 確かに、尼御台は驚いていた。

 しかしそれは、見知った顔が童の中に混じっているのを知り、更に大きくなる。


「いや、そんな、まさか……」

「尼御台様?」

「いえ、何でもありませぬ。さ、先へと参りましょう」


 早川殿は首を傾げるも、言われるがまま次なる場所へと進んだ。




 次に二人が訪れたのは那古野大湊。

 その中で最も賑わう”納屋街”であった。

 ここには”那古屋納屋市”と描かれた看板を掲げた、珍品やら珍しい書物、料理を振る舞う店の他に、様々な国の商家が軒を連ねていた。

 三河や遠江、駿河は勿論の事、ごく最近では相模国、甲斐国、更には遠く越後国の商家までが納屋を借り、商うのである。

 さながら、この時代における”国際見本市”であった。


 無論、二人が訪れたのは那古屋納屋市。

 最も物珍しい品が観れると評判の場所である。

 そして尼御台は密かに、その虜となるのであった。


「これは何かえ?」

「手押し喞筒(そくとう)に御座いまする。これを用いますれば、井戸から水を容易に汲み取る事が出来まする」

「これは?」

「羽毛布団に御座いまする。水鳥の羽が中に収められ、寝着の代わりに用いれば、驚くほど軽く、驚くほど温う御座いまする」

「……この書物は如何した? 同じ絵が表に幾つも描かれておる」

「それは”版画”と呼ばれる技法を用い、幾枚も刷られた書物に御座いまする。中はその……早川の口からは申せませぬ……」


 そう言われれば、人は覗きたくなるもの。

 御多分に漏れず、尼御台もそうであった。

 彼女は錦絵の描かれた書物を開き、見目麗しき彦と姫が唇を吸い会う絵を目にし、そして直ぐ様閉じた。

 朱色に染まりし顔があらぬ方角を見据えた。

 尼を名乗る彼女にとって、その程度であっても過ぎたる刺激であったのだ。




 早川殿が最後に訪れたのが那古野大湊とその湊町を見下ろせる場所。

 現代で言うならば絶景スポットの一つである。

 無論、その様な場所がいつまでも原野や山林である筈もなく、今では大きな屋敷が建てられていた。


「ここは?」

「”那古屋大湊一望茶屋”と申すらしいのですが、皆はただ”茶屋”と言うておりまする」

「はて? 店でわざわざ茶を点てると言うのですか?」

「然にあらず。金子を代価に、珍しき料理を振る舞いまする。氏真様とも一度訪れ、堪能いたしました」

「何と! 氏真は駿河国主であるぞ! もしもの事があったら、如何する!」


 見ず知らずの台所方が作りし料理を今川氏真が口にする。

 その事実を知り、尼御台が激昂した丁度その時、二人の背後から声を掛ける者が現れた。


「ご心配無用。必要とあらば毒味が付きまする」


 その声に、尼御台と早川殿が素早く振り返る。

 そこには、


「氏真殿……」


 と今一人、初老の男性が付き添っていた。

 その者の名は、


「丁度そこで、言継殿に掴まった次第……」


 山科言継。

 時の朝廷の財政最高責任者”内蔵頭”として、天子様の御使いとなり諸国を訪ね、寄進を募る役目を担っている。

 そんな彼の懐からは、表に錦絵の描かれた書物が覗いていた。


「いやぁ、一別以来ですな。まさか、この那古野で今川氏真殿、寿桂尼殿(尼御台)に相見えるとは。この言継、思いもせなんだ」


 それもその筈。

 一昨年、彼らは駿府にて、一方は今と異なり堂々たる国主として、他方は今と変わらず天子様の使いとして会見していたのだから。

 初老の男性から臆面もなく投げ掛けられた言葉に、彼を除く三名の顔に影が差した。

 しかし、それが理由で山科言継の口が閉じられる事は無かった。


「それにしても那古野は珍しき物が沢山御座いますなぁ! 人体解体図書は元より、この”瓦版”には特に驚かされた! 昨日、某が織田殿と会うた事や、近々公方様の御使者と会われる事、今日の空模様、諸国の窮状が記されておるのじゃ! それを何十枚と抱え、売り歩いておる者がおった。かような者はさしもの都はおろか、古今東西の国々にもおらぬ! 正に前代未聞じゃ!」


 彼は手に持った紙を興奮気味に振り回す。

 その紙面には確かに、片仮名と僅かではあるが崩された漢字が使われ、山科言継の述べた事柄が書かれていた。


「それよりも言継殿。我らこれより”会席料理”を頂く故……」


 ちなみにだがこの”会席料理”、織田信行が「何か有る度に本膳料理ではくたびれる。時には料理だけを楽しみたい」と自らの台所方に命じ作らせた、料理を一品ずつ供する形式の事である。

 味は元より、見た目にも拘った品が振舞われるのだ。

 その所為か、派手好き、珍しい物好きな那古野商人は言うまでも無く、裕福な武家を中心に茶屋は賑わいを見せていた。


「うむ! 折角なので、某も馳走になろう! 天子様もこの事を伝え聞けば、殊の外御喜びになるであろうからな!」


 天子様を持ち出された以上、流石の今川氏真も断る事は出来なかった。




  ◇




 山城国 本覚寺 仮御所


「惟政……守護非ずの証とは何ぞや?」


 御所の主が、尾張から戻りし使者に対し下問する。

 その顔には、明らかな戸惑いの色が浮かんでいた。

 それもその筈。

 多くの大名は守護などに代表される”職”を認めて貰いたがり、幕府に多額の寄進を行うのだから。


「はっ! 何でも守護使不入を振りかざす者が大層煩わしいそうで。織田殿は国主ではあるが守護でない証を掲げて事に挑まれるとか……」

「……それは……”詭弁”では無いのか?」

「詭弁、で御座いまするな。加えて、”守護使不入”はそもそも幕府が御家人領地や寺社領に対し定めし不入地。守護であろうがなかろうが、関係御座いませぬ」


 暫しの間、主とその使いが黙し、時を費やした。

 やがて、主が再び、自らが遣わした者を下問する。


「守護で非ずば、織田は何をもって国を治める大義とする?」


 だがその問いに対し、和田惟政に答える術は無かった。




  ◇




 越後国 春日山城



「……新たな軒猿を放ち、最初に送った者を見張らせよ。いや、それだけでは足らぬか。見張る者を更に見張る者が必要……か」




  ◇




 美濃国 稲葉山城



「……半兵衛、お主を疑いたくは無い。だが、これは……手の込んだ偽書の類では無いのか?」




  ◇




 甲斐国 躑躅ヶ崎館



「太郎! 貴様はこれを見て、何故疑わなんだ!?」




  ◇




 相模国 小田原城



「氏政……」




  ◇




 三河国 本證寺



「空誓様! 空誓様!」


 空誓とは、本願寺中興の祖であり、蓮如上人とも尊称される僧であった男の、二十七名いる実子何れかの子、所謂”孫”である。

 彼は自身を呼ぶただならぬ声に、経を読む口を閉ざした。


「空誓様! 空誓様!」

「これ、これ。落ち着きなされ」

「も、申し訳ありませぬ。しかるに、空誓様! 一大事に御座いまするぞ!」

「はて、何事でしょう?」

「公方様が織田を守護に非ずとお認めになった由に御座いまする! 織田はそれを大義名分とし、先の諸法度に従わぬ者は諸法度の下に等しく裁くと!」

「如何にしてそれ程詳しくを知り得ましたか?」

「はっ! 岡崎城下にいる者から届きし、これなる”瓦版”に委細記されておりまする!」


 空誓もまた、そこに記載されし事柄に頭を悩ませる一人となる。

 戦国の当時、それは致し方の無い事であった。

ブックマークや評価を頂けると大変励みになります。

また、誤字脱字に限らず感想を頂けると嬉しいです。

ご贔屓のほど、よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
以下の連載中作品もよろしくお願いします!

『七星将機三国志』
後漢末期の中国が舞台となる戦記物です。袁紹や曹操と言った群雄相手に現代青年が争うお話です

『煙嫌いのヘビースモーカー 〜最弱の煙魔法で成り上がる。時々世を煙に巻く〜』
異世界転移物です。最弱の煙魔法と現代知識で成り上ろうとするが異世界は思いの外世知辛く。。と言ったお話になります

また、以下のリンクをクリックして頂けますと、「小説家になろう 勝手にランキング」における本作のランキングが上がります!

小説家になろう 勝手にランキング

最後まで目を通して頂き、誠にありがとうございました!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ