表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

第3話〜属性相関の授業〜

世界観説明その1です

ダブルの鼻を圧し折った次の日早速授業が始まる


『はい、では授業を始めますね、まずは初めまして属性に関する総合的な授業を担当するステラ·エンデ·ライトよ、よろしくね』


ザワッと教室が一瞬ざわつく、それもそうだエンデの名を持つと言うことは王家の人間それに属性の名を冠していると言う事はその属性で偉業を成し遂げた者と言う事


『フフッ、個人的な質問は休み時間にお願いね、では授業を始めますね』


そうして静かになった教室でステラ先生が黒板に字を書いていく


『まず属性の種類からこの世界に存在する属性は全部で6つ』


『火、風、土、水、光、闇の6属性ね、それぞれの呼び方はフレア、ウィンド、ランド、アクア、ライト、ダーク、この属性が何種類使えるかで呼び名が変わってくる訳ね』


『この世界の大半の人はシングル、ダブルでトリプルからちょっと数が少なくなってフォース、スター、ペンタゴンとその総数を減らしていくわ』


『特にペンタゴンはここ数十年は出てないから特に少ないわね』


『では、属性相関を···アトラス君、答えて貰える?』


『はい、火は風に強く、風は土に強く、土は水に強く、水は火に強く、光と闇は互いに打ち消し合う···であってますか?』


『はい、大正解です、ではその属性の名を冠する人を1人答えてください』


『···どちらを?』


『おまかせしますよ』


にっこり笑いながらこちらに続けて質問してきた先生


『···『一焔大公 グレイ·アトラス·フレア』、ええ、俺の親父ですよ』


『はい、正解です、ご家族の事だからよく知ってますね』


はぁ、この色眼鏡どうにかなんねぇかなぁ···親父個人は好きなんだけどどうも皆俺を一焔大公の息子として見て来てるんだよなぁ···まったくこれからの学園生活が想像できるわ···いっそ学園では友人作らねぇかな···


『ではここからは各属性の性質を分かりやすく1言で表して行きますね』


『火は燃やし、風は切り裂き、大地は守る、それを癒すは水、光は全てを照らし闇は全てを包む』


学園に入学したての連中は頭にハテナを浮かべ首を傾げているがこれはホントに基礎も基礎だ


つまり

火は燃やす→広範囲攻撃に適正

風は切り裂く→単体攻撃に適正

大地は守る→防御に適正

水は癒す→治癒魔法に適正

光は全てを照らす→状態異常回復に適正

闇は全てを包む→バッファー、デバッファーに適正

てな感じだ


と、この1言を言った時にチャイムが鳴る


『はい、今日の授業はここまでです、次の授業は運動場で行いますから各自更衣室で着替えて集合する様に』


とだけ言って教室を出ていく為に俺の前を通る


『性格悪いって言われません?』


ボソッとわざと先生にしか聞こえない声で呟く


『フフッこれぐらいの腹芸は王家じゃ、日常茶飯事よ』


それに対して先生もボソッと俺にだけ聞こえる声で呟く


なるほどね、俺に対する学園の育成方針が何となく見えた、どうも王家は俺に御執心の様だ···まあ、正確に言えば俺を通した先、アトラス領の経済力に御執心ってとこかな···ま、そこら辺は俺通してじゃなくて直接親父と交渉して欲しいもんだが、ま、とっかかりが欲しいんだろ


〜???内心〜

フフッ、ツルギ·アトラス、彼は面白いわね、まだ学生なのに達観していてまるで人生1回過ごしてきた様な立ち振舞、ああ、彼の記憶、覗いてみたいわね

感想等待ってます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ