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花
心の扉とか優しい詩とかはね
よく分からないけど
すこしでもこの詩がどこの誰とも知れない人に
届いて、ほんの少しでも元気になったり
優しい気持ちになったりしたら
それは嬉しいことだと思う。
どんな環境でも生きて見せるから
誰にも見られず誰にも愛でられなくても
それでも詩うよ。
やさしくないかもしれないね。
でも君に届くころはやさしくなっててほしい。
詩の内容は辛いかもしれないね。
でも、それがどこかの人の支えとなって元気になってほしい。
私は与え続けることしかできないから
詩をつむぎつづけることは
自分の命を減らすことだと知っているけれど
それでもどこかの誰かが元気になってくれるなら
私は今日もここで一人詩い続けるよ。
いつかやがてここにもたくさんの仲間が増えて
誰かに愛でられてもらえるような場所になるまで
枯れても詩いつづけるから。