討伐完了
その後は特にトラブルもなく、魔獣の群れを殲滅することができた。
火やら水やらを使ったので荷物に被害が及んでいないか不安だったが、薬草を含めて全て無事だった。
魔獣はモンスターと違って死後も魔石にならない。
その群れを討伐したというわけで、焼け焦げたものや、水に濡れたものなど、力尽きた夥しい数の魔獣が倒れ、辺り一面には凄惨な光景が広がっているのだが……。
「……取り敢えず、帰りましょうか」
……まあ、自然の力が何とかしてくれるだろう。
採取の報告のために冒険者ギルドへと戻ったが、何やら少し騒がしい。
悪炎竜の討伐から1週間とちょっとが経ち、確かに街は活気を取り戻りつつあるが、それとは別の喧騒だ。
ダリアもそれに気付いたようで、受付に立つギルド職員に事情を尋ねた。
「――何か、あったんですか?」
ギルド職員は僕たちの顔を見ると、安堵したような表情を見せた。
「ご無事でしたか! 実は、あなた方が依頼を受けて出発した後、そちらの森に魔獣の群れが発生しているとの目撃情報が報告されまして……」
魔獣の群れ……?
心当たりがあるが……。
因みにそれは、どんな魔獣だろうか。
「動物系の低級魔獣ですが、集団を形成すると中級の冒険者にも匹敵する危険性を持つため、当該の森を立ち入り禁止として、対応を進めているところです……。 お怪我も無いようで何よりです」
横を見ると、ダリアも僕と同じく、何か言いたそうにしていた。
改稿(22/01/18)
横を向くと、ダリアも何か→横を見ると、ダリアも僕と同じく、何か
改稿(22/01/24)
以下の一文を追加
”心当たりがあるが……。”




