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とどめを刺そう

 聞きたいことは沢山あるが、先にスライムにとどめを刺さないといけない。

 致命傷を与えたとはいえ、本来このダンジョンに不釣り合いの強さなのだ。

 強さが未知数なダリアはともかく、僕にとってまだ危険が残っている。


 分裂後のスライムと同じようにするなら、炎で炙るべきだろうが、しかしサイズが大きすぎるし、あの巨体にあまり近づくのは得策ではない。

 見様見真似になるが、ダリアが使っていた魔法を真似してみるか……?

 光の線で、あのスライムを撃ち抜く感じで――。


「……『ミコ・ディアペルノ(閃光貫穿)』」


 唱えると僕の掌から、光も弱く細いけれど、1本の光線が伸びた。

 見るからに威力が無さそうだったが、弱っていたスライムにはそれで十分だったらしく、動きを止めて霧散した。

 ……これでようやく落ち着いて話が出来る。

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