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とても厄介

 ドン、という鈍い衝突音の後に、水が撒かれた様な音が鳴る。

 何が通ったか認識する前に、それは過ぎ去っていた。

 振り返ると、広間の壁に大きめの亀裂が入り、その周辺の床が水浸しになっていた。

 今のは、何だ? ……水の、弾丸?

 まさか、スライムの攻撃なのか?

 すんでのところで外れたからいいものの、もし直撃していたら……、想像したくもない。

 というか、巨大スライムの方ならまだしも、取り巻きのスライムが出していい威力じゃない。


 攻撃してきたのはどのスライムだ?

 危機感を覚え、巨大スライムの元からやってきたスライム達を観察する。

 沢山のスライムが距離を詰めてくる最中、僕は、遠くで一匹のスライムがその場に留まっているのに気付いた。

 その孤立したスライムは、身体を縦に伸ばし、元に戻って……、撃って来た!

 すかさず真横に跳ぶと、今まで僕が居た場所を弾丸が貫く。

 ギリギリだったが、今回は辛うじて、見てから回避できた。

 えげつない弾速。 こんなの、聞いてない。

 放置して置くのはあまりにも危険だ。

 先にあの狙撃手から片付けたいが、現在こちらに向かってきているスライム達も、同じ技を使えないとは限らない。

 事実、全員で狙撃に回られるよりも、近距離での交戦中に狙撃される方が厄介なのだ。

 仮に接近中のスライムを尻目に、孤立したスライムの元へ駆け寄ったとして、今度は後ろから撃たれるだけではないだろうか?

 思案に暮れていても、交戦の時は近づく。

 どう動けば被害が最小限で済むんだ?

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