65/285
本筋に戻ろう
「それでは、私は一度失礼します。 ここに来た目的も果たせましたからね」
そういうとダリアは、僕が何か言うより早く、迷う様子もなく僕が通って来た通路、要は入口の方へと消えて行った。
奔放というか自由というか、結局、その”目的”とやらも聞けなかった。
それを果たしていたというのなら、ダリアが僕に気付く前、入口とは逆の方向に歩いていたのは何だったんだ……?
まあ、今はいいか。
僕は僕で、別の理由があってここに来たのだ。
奇妙な邂逅も経たが、当初の目的を忘れてはいない。
『このダンジョンに居る強大なモンスター倒すこと』。
先程の骸骨は……、厄介ではあったが、恐らく違う。
あれよりももっと強いモンスターが、この先に待ち受けているのだろう。
僕は今一度気を引き締め直し、ダリアが行ったのとは逆方向、暗い通路を再び歩き出した。
ペース上げるかもしれません
改稿(24/6/26)
・これで失礼します→一度失礼します




