表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/285

魔法の多重展開

 ”魔法の多重展開”。

 ドラゴン戦当時、師匠はそれを行っていた。


「概要は読んで字の通り、複数の魔法を同時に操る、『魔法の無詠唱』を昇華させたもんだ。 ……例を挙げるなら、俺はあの時、空中に留まって、地上に囮の幻影を生みながら、ドラゴンの注意を惹いて誘導し、拘束用の魔法を詠唱していた」


 話を聞いて唖然とする。

 多芸すぎるというか、なんというか……。

 攻撃を()()()て剣を振っていただけの僕より働いていたじゃないか。

 しかし、あの手品のような光景のカラクリとしては、そのくらいあって然るべきなのかもしれない。


「風の基礎魔法で飛行、幻影はまあ……、水魔法の一種だ。 そして闇魔法でドラゴンの意識を俺に向けさせて、氷魔法で拘束したってのが実際のところだな」


 ドラゴンが急に師匠を攻撃しだしたのさえ、そもそもは彼自身の策略だったというのか。

 それにしたって、事前に説明くらいして欲しかった。

 師匠は前もって計画していたとすれば、僕が1番肝を冷やしたことになる。


「なに、お前の実戦の様子を見て立てた攻略法だから、説明する暇がなくてな……、つーか、まさか助けに来て、しかもそれが”間に合う”なんて思わなかったわ」


 さすがにそこまで薄情じゃない。

 というか、師匠が怪我を負えば、こっちまで危なかったのだ。

 だから必死になった僕は、基礎魔法の飛行に、ウェルテクス(旋風)エピタキン(加速)シを加えて……、あれ?


「……もしかして、僕も多重展開させていた?」

テスト期間なので少なめです(言い訳)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ