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ゲームの世界は好きだけど転移したいなんて言ってない!  作者: For-rest-one
第三章 中級冒険者『アスピダ』
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新規パーティ

「そこの曲がり角の先に、単独の中型モンスターが居るようです」


 ダリアがその優れた魔力感知を以て進路上の敵に気付く。

 共有されたその情報に、アスピダは唸った。


「ここで戻ればかなりのタイムロスですね……。 様子だけ見て、交戦するかどうか決めますか?」


 アスピダの提案にダリアは頷いた。

 確かに、ここから一つ前の分かれ道まで戻るのはかなり時間が掛かる。

 敵は単独のようだし、一度戦闘を挟むのも()()だろう。


 ――ただ、いつかのダンジョンで遭遇した、()()()の黒い骸骨のことをふと思い出す。

 一見すると普通の骸骨タイプのモンスターのようだったが、その戦闘力は他の骸骨と一線を画していた。

 仮に曲がり角の先に居るのが、そのような存在であった場合、たとえ相手が単独であったとしても危険だ――。


 僕らを制して角から顔を出しているアスピダに、そう忠告しようとしたのだが。


「――せいっ!!」


 ――っ?!

 いきなり飛び出したアスピダが、曲がり角の向こうで掛け声を上げた。

 おそらくはモンスターと交戦を始めたのだろう。

 突然どうして――。

 戸惑いはしたが、加勢するために飛び出したダリアに僕も続く。


 曲がり角の先でアスピダが対峙していたのは、狼に似た、獣タイプのモンスター。

 手負いのようだが、その傷はまだ新しく見える。 アスピダの初撃でできたものだろう。


「『フランマ・スフェーレ(火炎連球)ス』」


 その狼の姿をみて、僕はすかさず炎属性の魔法を選ぶ。

 獣は火を恐れるという、元の世界での常識と、採取以来を受けた時に魔獣から襲撃された際の経験から判断したのだ。

 威力こそ高くないが、今は僕の代わりに前衛を務めてくれる仲間が居る。


「『ミコ・ディアペルノ(閃光貫穿)』」


 対してダリアが選ぶのは光属性。

 どちらも、遠距離からの攻撃を可能にする魔法だ。

 パーティメンバーが増えるということは、殆ど別の戦い方が可能になるということだ。

修正(22/8/30)

・『フランマ・スフェーレス』のルビを修正。

余談ですが、メモに下書きを書いてるので、ルビを失敗してても事前に確認することが難しいんですよね…(今回は10字制限が原因)

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