表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲームの世界は好きだけど転移したいなんて言ってない!  作者: For-rest-one
第三章 中級冒険者『アスピダ』
126/288

剣士の名は

「はい、何でしょうか?」


 ダリアが話しかけてきた剣士に臆せず答える。

 初対面で、相手は武装までしているのに、全く動じていないのは大した度胸だ。

 そもそも、この国で武器の携帯はそれほど不自然ではないのだが。


「お二人、見たところ前衛と魔法職ですよね? よかったら、あたしとパーティを組んで欲しいです」


 僕は未熟な剣で()()()()だが前衛を務めているため、この赤髪の冒険者の推測は当たっている。

 いや、正式には遊撃兵(レンジャー)遊撃兵(レンジャー)だから外れている……?

 どちらにせよ、こちらとしても()()()()()()前衛は欲していたところだ。

 見たところ、年齢は僕やダリアとそれほど変わらない。

 だが、目の前の少女が長年訓練を積んできていることは、隙の少ないその佇まいを見れば僕でも分かる。

 剣術を習ってまだ日の浅い僕と比べれば、遥かに優秀な前衛を務めてくれるだろう。


「ええ、構いませんが――、名前と戦闘スタイルをお聞きしても?」


 ダリアは振り返り、僕の目配せを確認してから承諾した。

 訊かれた赤髪の少女はどこか自慢げに剣を掲げ、ガチャガチャと鎧を鳴らしながら快活に宣言する。


「あたしは”アスピダ・アーティチョーク”、剣士です! 魔法使いの姐さんも、そこの前衛の兄さんもまとめて護ります!」



 パーティ分けが決まったのと同時に、ギルド職員が話を再び始める。


「今回の試験は、パーティ全体ではなく、各個人を対象に評価します。 単純な強さ、すなわち戦闘力だけでなく、探索能力や協調性なども観点の内ですのでご承知おきください」


 悪くない仕組みだ。

 パーティでの評価だと、たまたま強い人がパーティに居た冒険者が不相応に昇格し、危険な目に遭ってしまうかもしれない。

 それを防ぐ目的もあるのだろう。


 それでは、と前置きして、ギルド職員が続けた。


「今回あなた方が試験を行うのは――、こちらのダンジョンです」

新キャラが出たから遅れたのではなく、単純な確認不足です。 申し訳ない…


修正(24/6/26)

・悪くない仕組みだと〜危険な目に遭うことも減る。

→悪くない仕組みだ。〜それを防ぐ目的もあるのだろう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ