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ゲームの世界は好きだけど転移したいなんて言ってない!  作者: For-rest-one
第三章 中級冒険者『アスピダ』
122/288

魔石の大きさは重要ですか

「原因は()()()()考えるとして、目下考えるべきなのはこれの処理ですね」


 城の客室に置かせてもらうことも考えたが、通りすがりの人に助けてもらったと師匠には話したのに、僕が魔石を持ち帰るというのは少し不自然だ。

 そうなると、ダリアのものとして扱った方が何かと都合が良いのではないだろうか。

 僕一人では勝てなかったであろうことを考えると、魔石の所有権がダリアに帰属することへの異論は無いのだが、それでも手に余ることは想像に容易い。


「換金してもいいのですが……、これだけの大きさのものをそう簡単に手放すのは惜しいですね」


 第三の選択肢は、この場で手放すことだ。

 ダンジョンがあるところには必ずと言っていいほど魔石の換金所が併設されている。


 純粋な魔素の塊であり、魔法の触媒、或いは起点としても価値が高い魔石は、客室にあるランタンを代表とした魔法器具の材料や、今僕が付けているペンダント型の翻訳魔石など、多岐に渡る用途があり、この世界では水、食料に次ぐインフラの一つとなっているようだ。


 かと言って、加工の知識も何も無い素人()が魔石をそのまま持っていたところで何にもならないので、基本的に換金一択でやってきた。

 しかし、ダリアはその換金を渋っている。

 一見すると、今回の魔石にサイズ以外の特別な点は見受けられない。

 もしかすると単純な魔素量以上の利用価値があるのだろうか?


 だが、これまでの換金所では魔石の重量は計られても、大きさが計られるところは一度も見たことがないし、そのための器具も置いていなかった。

 おそらく、一般的に、少なくとも僕の見てきた換金所とその周りにおいては、魔石の大きさが重要視されることはなかった。

 彼女の決定に口を出すつもりはないが、その意図が気になった。

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