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本日の締め
謝られることは予想していなかったわけではなかった。
むしろ、適当なように見えてその実礼儀正しく変に生真面目な師匠が何も言わないはずがないとは思っていた。
しかし、こうして実際に面と向かって謝られると、どう反応してよいのか分からなくなる。
魔素飽和が起きていたのは事実だが、見たのは今回が初めてではない。
巨大スライムのときに真実を話せていれば、今回の事態は事前に避けることが出来たかもしれないのだ。
それを思うと、素直に謝罪を受け取ることに引け目を感じてしまう。
だが、師匠はそれに気付かない様子で、僕への平謝りを続けた。
少しして、師匠は僕から詳しい経緯を聞き、納得した様子で今日の締めを始めた。
「おし、一騒動はあったが、取り敢えず今日の訓練は終了だ。 ……今後の訓練の予定については、今日の出来事を踏まえて今一度組み直す。 決まり次第連絡するから、そのつもりで居てくれ」
こういったことに関しては、師匠は非常に几帳面だと言えるだろう。
というか、訓練の予定組んであったのか……。
学校祭準備で筆が遅れたことをお詫び致します
今更ですが私の文章、否定形が多いですね…




