表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲームの世界は好きだけど転移したいなんて言ってない!  作者: For-rest-one
第三章 中級冒険者『アスピダ』
114/287

人並み外れた感知能力

「うおおおっ!」


 声を張り上げながら剣を腰辺りに構え、ダリアの指した方向へと駆ける。

 意味もなく叫んでいるのではない。

 僕の位置を伝えるためだ。

 それは味方(ダリア)だけでなく敵にも僕の居場所を教えることになるが、既に僕たちの位置が敵に捕捉されている以上、この行為にデメリットは存在しない。


 敵の魔法を躱した直後に走り出したので、次の攻撃が来るまで時間がある。

 当然その隙を突かれまいと、魔法使いは移動を開始したようだ。

 せっかくダリアが捉えた敵を、そう易々と見失う訳にはいかず、僕は耳を(そばだ)てる。


 ……けれど、僕の足音を除いて、耳に届くのは()()


 ダリアの情報によれば、敵の魔法使いは今、この部屋に僕たちが入った時と同じように、少し宙に浮いて(やや上空に)いる。

 それを何らかの魔法で、――例えば風の基礎魔法なんかを使って移動したのだとすれば、音が殆ど出ないのは当たり前と言えば当たり前だ。

 結論だけで言うと、僕は敵の追跡に失敗した。

 しかし、ダリアは違った。


「……右に動きました。 お兄さんの右斜め前の上空、六歩先に居ます」


 この暗闇の中でも敵を捉え続け、僕との位置関係までも把握し、精確に指示を出してくれた。

 ……およそ人間業とは思えない。 魔力感知みたいなものを使っているのかもしれないが、それでもその情報処理能力は驚異的と言える。

 ……本当に味方でよかった。


 ダリアの言葉を信じ、歩は緩めずに方向転換して――、タイミングを見計らい、()()()()()()()()剣を振り抜く。

 その剣もまた、確かに魔法使いを捉えた。

投稿時間が遅くなってきている…?!


叫び声を書くのが苦手みたいです…


修正(22/5/26)

・完治能力→感知能力

※サブタイトル

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ