偶然の再会
今日探索しているこのダンジョンは、巨大スライムの居たダンジョンと違い、普通に進んでいても探索中のパーティをちらほら見掛ける。
初級者向けなのはこちらも変わらないが、敵は少し手強く、実入りも良くなっているため、駆け出しから中級手前の冒険者に広く人気があるそうだ。
相変わらず無機質な石造りの通路と閉塞感には嫌気が差すが、脳内地図と単独行動のおかげで今回も比較的楽に進むことが出来る。
そう思っていたのだが――。
「奇遇ですね。 またダンジョンでお会いすることになるとは」
前述のダンジョンで1回、街を散策しに城から出た所で1回、そして今回。 ……これで、3回目だ。
違和感はあるが、追求すべき程の事ではない。
一応同じパーティではあるのだし、しばらく行動を共にすることにした。
「ダンジョンの主の討伐……そうですか。 私も昇級試験に備えて、魔法の練習に来たところですよ」
何となく今日の僕の目的を話してみると、なんとダリアも自身の目的を話してくれた。
これまで彼女自身の事はこちらから訊くまで話すことがなかったため、本当に予想外だった。
「おや、あれは……」
ダリアが不意に立ち止まる。
前方に視線を移すと、既視感のある巨大な扉。
それは、この奥にいる強大な存在を暗示するかのように重く佇んでいた。
扉の描写しか上達してない…
遅れて申し訳ないです
修正(22/03/01)
暗喩する様に→暗示するかのように




