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 異邦人の兄妹、カズマとリナに、ヤマト人の孤児のカケルとシィの四人は、しばらく魚の干物作りの手伝いをすることになった。

 そして私は、ようやく予定していたお金儲けをすべく、『トットリ砂漠ダンジョン』の一層の南の方にやって来た。

「良し良し」

 赤い実をつける、膝下程しか無い低木にニンマリしつつ、抱えるタイプの目の細かいカゴに実を入れていく。ゲームの時、この『ハマナスの実』をジャムにすると高く売れたのだ。収量の安定しない団栗が生命線なコヤマ村に暮らす以上、万が一の備えは欲しかった。

 真っ赤な実に嬉しそうにする村の老婆達にジャム作りを任せ、毎日ダンジョンを四往復してハマナスの実を集める。種の多いハマナスの実をジャムにするには兎に角大量に集めなければいけないのだ。

 九月頭の行商人の来る日までに、大瓶で十個十キログラムのジャム作りに成功したコヤマ村は、手に入った小金で防砂林の拡張の準備に取りかかり、九月末の徴税に備えて私は『トットリ砂漠ダンジョン』の深部へ潜って魔石や素材を集める日々を送る。『七月政変』と呼ばれる異邦人とヤマト人の闘争や食料不足の結果、増税が行われることが明らかになったものの、どの程度増税されるのか予想がつかないため、兎に角魔石を集めておくことになったのだ。子供達含む村の仲間達も、それに備えるべく日々の仕事を終わらせた後は『練習ダンジョン:森』に潜り薪集めに精を出している。

 果たして、どうなるやら。

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