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6章 決意

その女神はとんでもないことを言い出した


「全て私が悪いのです。

私が愚かにもこのゲームの他の種族に無礼な態度をとり、

不敬を働かなければこんなことにならなかったのです。」


このゲームは神の気まぐれであった

絶対神の作りし8種族

人、エルフ、ドワーフ、精霊、妖精、悪魔、龍そして女神

どの種族がこの世界を支配するのか

戯れの中の一言であったはずなのに

絶対神と同じ神という文字をもつ彼女は調子に乗った

いわく、下等な種族に負けるはずもない

いわく、そもそも同列に並ぶのもおこがましい

いわく、薄汚い者共はひれ伏すがいい


結果

女神以外の種族は

取り敢えず女神をつぶす!


団結してしまったのである。

今では外界からの勇者を年に1人召還できるだけ、

町も潰され、権限も潰されている状態になってしまっているらしい・・・

今年も新年度に二人を迎えることができて本当に嬉しく思っていることと、

こんな私のところに召還されてしまい本当に申し訳ないと、

見ていて胸が締め付けられるくらいにビクビクおどおどしていた、

よほどの目に遭ってきたのだろう・・・


「ヴェルダンディ様ひとつ質問よろしいでしょうか?」

「ああ・・・私に様などつけていただく必要はありません・・・

私など道端に転がる小石のような、

いやそれは小石に対して不敬に当たるかもしれません・・・」


めんどくせーなこの女神


「あ、わ、わかりました!外界からの召還とはどういうことなんでしょう?

ゲームの設定かなにかですか?」

「7つの種族の長は別世界より定められし勇者を召還することが出来ます、

なぜ今年は一人ではなく二人も勇者様が訪れてくださったのかは

私にもわかりません・・・

ゲームの設定と言うのが何を示しているのかはおろかな私にはわかりません、

本当に申し訳ありません」


すぐ土下座するなこの人・・・

女神ヴェルダンディは見た目はすごいゴージャスで

海外のスーパーセレブみたいな整った顔立ち、スタイルなんだけど、

全くオーラというか、覇気というものがなくビクビクおどおどしていて、

こちらの顔色をうかがうような卑屈な感じなんだよね

こんな綺麗な人にそんな態度をとられると


グッと来るね


いやいやいや、

取り敢えず元ケインさんが質問を続けていてそれを聞いて

自分なりにわかったことは


この世界はラングリオンと呼ばれ8つの大陸が存在している。

中央に大きな大陸があって、その回りに7個の島というか大陸があり

それぞれ各種族が支配している。

今いるのは元女神が治めていたライナーク大陸の端っこのランス村、

跡。

女神の力はこの小さな泉を残すのみとなっているそうだ


種族が根絶やしになると面白味にかけるという神の意向で

これ以上は侵襲を受けないそうです。

各種族の勇者は異世界から選ばれ一年間に1~10人

その種族の繁栄によって現れる、

最初の一年は倒されてもリスポーンされるけど

一年たった勇者が倒されるとこの世界から消えてしまう、

なおその後は解らないってことだ、

もとの世界に戻ったのか消えてしまったのか。


この戦争?はもう2000年以上続いていて

なんかもう皆だらだらになってしまっているらしい、

特に積極的に勇者に頑張ってもらって適当に過ごしているみたい。

別の種族への攻撃のしかたは

その種族の国のダンジョンと呼ばれる迷宮をクリアすることで

支配率をあげることができる、

尚自分の国のダンジョンクリアで自分の国の支配率をあげることができる、

このせいで千日手みたいな状態になっており別の国のダンジョンに行っても

自分の国のダンジョンに入られる、

なら自分の国のダンジョンだけでいいんじゃない?

ってなってしまっているようだ。

今女神の国のダンジョン支配率は0%、

支配率が上がると他の国が皆でダンジョンに来るので

どうやっても抗えない状態になっている。

ダンジョンにはいるには輝石をひとつ使う、

使わなくても入れるけど


死ぬ。


時間の流れが違うのでモンスターは動けるけど

自分は動けないという状態になり死ぬ。


輝石を5個使うと加護の力で強くなる。

勇者と仲魔の成長は基本的にはダンジョンでしかしない、

知識を得ることは外でもできるけど身体的な成長はしない。

輝石はなんと24時間にひとつしか回復しない

そりゃ人海戦術しないとなんとも出来ない仕組みだよね。


それにしてもちっちゃい花江さんは色んな事をきちんと聞いてるなー・・・

小学生に質問されてペコペコしてる美女という絵面が面白いなぁ


「・・・なによ?」

ニヤニヤしてたら怒られた・・・


それにしても、どうやら俺は異世界に連れてこられたらしい。

ありがちな異世界物が自分に起こるとはなぁ・・・

しかも、チート持ち・・・


さらにニヤニヤしてしまう、

小説のなかで無双してる主人公を羨ましいと思ったことはきっと皆あるだろう、

それが自分に訪れたのだから・・・

みなぎってきた!!


やってやるぞ、

俺はこの世界で無双してやるんだ!!

スマホで書くとミスがさらに倍で、ドン

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