地震は妖精の仕業
消えました。はい。すごく悩んで書き上げた場所が消えました。
上手く伝わるようにかけているか不安ですが、投下。
昨日の朝に投稿するつもりだったのですが、時間がなかったため、今日の朝になりました。
申し訳ありません。
今日のレイシアはいつもと違う。
妖精達と戯れず、白のノルドに深く座り、近くに置いてある紅茶を片手に飲みながら読書をしていた。
窓は閉め切っている。妖精達がいたら、とてもじゃないが本が読めないからだ。
レイシアが読んでいる本は『前世の自分』何とも硬く、突っ込めない本を読んでいるため妖精達も今日は大人しくしていた。一匹を除いては。
半分飲み残した紅茶をテーブルに置き、レイシアの読んでいる本が終盤に差し掛かってきた時、事件は起きた。
集中力は高まり真剣に読んでいる最中、天変地異が起きたのだ。
レイシアは分かっている。この天変地異を起こした犯人を。
こんな大きな地震を起こす奴は一匹しかいないのだ。
「…ウジュン」
レイシアは読んでいた途中止めの本をバンッと閉じ、深い深い溜息を吐いて、窓に近寄った。
「うるっさい!!」
少しキレ気味のレイシアの声色にウジュンと言う元気な小麦色の肌に緑の髪をオールバックにした澄まし顔の妖精は現れた。
《なんだよ》
淡々と言うウジュンにレイシアは怒りで指先が震える。
「…なんだよ!?なんだよじゃないわよ!急に地震を起こすなって、あれ程言ったじゃない!」
《お前に迷惑は掛けてない》
「その台詞、良く言えたわね!見なさい!」
レイシアはテーブルに指し指を向けた。
レイシアが指すテーブルには紅茶が零れ、それが滴り床に紅茶が染み付いてしまっていた。
先程の揺れが原因だろう。
《ミエナイ、ナニモ、キコエナイ》
ウジュンは急にカタコトになり、目を瞑り両手を耳に当てた。
「現実逃避するな!」
レイシアはウジュンの頭を上からバシッと叩き、ウジュンはレイシアに説教されるべく窓の外…まぁ空中でエア正座をした。
ウジュンこと大地の妖精は何か苛々するたびに地震を起こしていた。
レイシアは地震があるたびに、お気に入りのティーカップが割れ落ちたりと全然良いことが無かったので、ウジュンには地震を起こすな。と言っていたのだ。
ウジュンに説教をすること何分か経った時、風の妖精リーフが現れた。
《あ~あ。シアちゃんが煩くしてるからバレちゃった。》
「だれに…」と言おうとした時、レイシアは目の端に人間を捉えた。
「えー…と、誰?」
下にいる人間(数名)は真上を見てレイシアを凝視している。
「こんなに多い来客が来たのは初めてじゃない?」
今までこの塔に来た人間はキータローを入れても、精々2.3人。
(ひーふーみー…わっ!6人もいる!)
指で数えながら、その多さに驚くレイシア。
《シアちゃんが大声出して、その後も一々声を出してるからバレちゃったんだよ》
「だからバレるって一体…」
《あれ?言ってなかったっけ。此処に人間が来れないよう、この森には仕掛けを施していたんだ…シアちゃんが大声を出すから、その声に釣られて人間が来ちゃったんだよ》
「仕掛け…って、どんな?」
《一生迷うように幻覚を見せる仕掛けかな。蜃気楼を生み出しただけ》
「一生って…そんなことして、死んじゃうんじゃないの?」
《たまに死んでるよ?》
淡々と言うリーフにレイシアは咄嗟に口走った。
「……人の命を…何だと思ってるんだ!」
隠れた怒りを含んだ言葉は、頭で考えるより先に言葉が出てしまったのだ。
そのままレイシアは意識を失い、床に倒れた。
《シアちゃん!?》
出た妖精の紹介です。
大地の妖精:ウジュン
小麦色の肌
緑の髪
オールバック
黄緑色の瞳
自分が悪い立場になるとカタコトになる。
生真面目
大きな能力を持っている。
本気を出せば天変地異だって起こせる。
あの地震、俺は悪くない。
あの男が木を蹴ったのが悪いんだ。
でも、彼奴が怒鳴ってくれて助かった。
俺は彼奴の言うことは聞いてしまう。
でもあの男は嫌いだ。
木を蔑ろにする奴は大嫌いっていう妖精です。良いように解釈すれば、仲間想い。
ハーネス…嫌われましたな(笑)
ノルドは椅子のことです。
本のタイトルは適当に決めたので、本当にあるわけではありません。
中にはあるのかも知れませんが…。
レイシアは自由奔放です。
全くもってハーネス達の事を知りませんでした。
王道ですよね。死にかけの時に助けが来るって。どうでも良い話、私としては王子が来るのが1番の理想なんですけども。
レイシアには当分王子サマは現れなさそうです。
次回はこの続き。
ウジュンを書いてて、小話が作れる気がしました。
今度載せてみますね。




