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神達の自慢大会(スポーツ編)

作者: 赤島城端

5人の神達は25年に一度、自分達が創造したそれぞれの地球の人類がどれくらい進化してきたか報告し合ってきた。それぞれの地球はほとんど似たように創造されており、それぞれの地球人類は同じような歴史を辿り、同じように文明を発展させてきた。そしていつからかこの報告会は、自分達の地球の人類が他の地球の人類と比べどのくらい優秀であるかの自慢話大会と化していた。今回の報告会ではどんな自慢話が繰り広げられるのか…。

※以下日本語訳  2025年12月30日


神A「さて、今回は何からいこうか?」


神B「マイナーな競技だが野球はとうだ?俺のとこにとんでもない選手がいたんだ」


神C「野球ですか、いいでしょう。当然メジャーリーグのみということでいいですよね?私のところにはとても良い逸材がいるんですよ」


神D「ふふふ、聞こうじゃないかしら」


神B「カート·ブリッツというやつでな、なんと8年連続40本塁打を記録したんだ」


神D「あら、私のとこのジョン·フランコなんか9年連続だから私の勝ちね」


神B「くっ…」


神C「私のところには10年連続45セーブを記録したフランク·ラミレスがいますね。おまけに通算702セーブでまだ現役なんですよ」


神A「俺のところはトリプルスリーを3年連続、かつ通算6回記録して引退したアルバート·ウィリアムズがいる。そいつが最高傑作だ」


神C「それはすごいですね。神Eはどうなんですか?」


神E「ん〜、大谷翔平かな〜?」


神B「なんだ、日本人か?どのくらいの成績なんだ?」


神E「50本塁打·50盗塁を同じシーズンに達成したよ」


神B「おいおい、そんなやつなら俺のとこにもいるぜ」


神C「私のところにもいますね」


神E「あと2桁勝利2桁本塁打を同じシーズンにしたとか」


神B「は?」


神C「え?」


神A「…」


神D「それ同じやつがってこと?」


神E「そうだよ」


神B「いやいや、どうせ昔の記録だろそれ。ここ25年の話をしろよ」


神E「最近の話だよ。50本塁打·50盗塁が2024年で

2桁勝利2桁本塁打が2022年だったかな?」


神B「…おい、そいつの情報と映像見せろ」


神E「いいよ」


神C「私も見ます」


神D「私も」


神「…」



神A·神B·神C·神D、大谷翔平を確認中。



神D「なんなのこいつ…。こんなやつ私のとこにはいないわよ…」


神C「私のところでも考えられませんね…。しかもまだ現役ですか…」


神B「絶対おかしいだろ!化け物かこいつ…。なんでこんな打球飛ばせる上に160キロ投げられるんだよ。近代野球で投打両方活躍してる上に足まで速いだと…。まさか遺伝子操作して創りやがったな!!」


神A「遺伝子操作は絶対に許されないことだぞ!どうなんだ神E!?」


神E「そんなことしてないよ」


神B「いや、調べる必要がある!神A、神C、神D、調べるぞ」



神A·神B·神C·神D、大谷翔平が生み出される際、神Eによって遺伝子操作が行われていたか調査するが…




神B「遺伝子操作されてないだとぉー!!」


神C「とんでもない怪物てすね…」


神D「ええ、驚きだわ…」


神A「……」


神B「や、やめだ。野球なんてマイナーな競技じゃなくもっとメジャーな競技にしよう!」


神C「なら陸上の男子100mならどうでしょうか。最もメジャーなスポーツと言っていいでしょう」


神B「そうだな、そうしよう。まずは前回のおさらいからいこうか。前回は神Aのスティーブ·トーマスと神Eのモーリス·グリーンが同じ1999年に記録した9秒79が最速だったな。さて、25年経ってそれぞれどのくらい記録を伸ばせたか勝負だ。俺のとこの最速タイムは2019年にピート·ジョンソンが記録した9秒69だ」


神C「く…私のところは2015年にボブ·バーンズが記録した9秒70が最速なので負けですね…」


神D「私も9秒69が最速記録ね。2018年にマーカス·ブラウンってやつが記録したわ」


神A「俺のアレクサンダー·スミスは2017年に9秒65を記録している」


神B「9秒65だとぉ!」


神D「速いわね…」


神C「神Eはどうなんですか?」


神E「2009年のウサイン·ボルトが9秒58で最速かな」


神B「9秒58!!速過ぎるだろ……」


神D「嘘でしょ…」


神C「なんですかその怪物は…」


神A「……神E、貴様、本当だろうな!?」


神E「本当だよ。調べてみたら?」


神A「ああ、言われずとも!神B、神C、神D、調べるぞ!」


神C「そうですね」


神D「ええ」


神B「ああ…」



神A·神B·神C·神D、ウサイン·ボルトを調査するが…




神D「ドーピングや遺伝子操作はしてないわね…」


神C「そうですね…。私も確認できませんでした…」


神B「おまけにこいつ2008年に横向いてゴールしてやがる…。こんな走り方したやつと俺のとこのピートのタイムが同じなのかよ…。ふざけてんな…」


神C「私のところのボブ·バーンズなんて負けてますよ…」


神A「ふ、ふざけるなぁ!!…そ、そうだ!神Eの地球の100mは俺達の地球の95mくらいしかないんじゃないのか!?そうだ、そうに違いない!」


神B「神A、それはないだろう。全ての地球で統一するようにしたはずだ」


神D「そうね。そうなっているはずだわ」


神A「い、いや、確かめる必要がある!それとも神Eの地球での1秒が実は遅くカウントされているかもしれない!」


神C「だからそれはあり得ないでしょう」


神D「もう好きにさせたらいいわ」


神A、神Eの地球を調査するが…


神A「な、なぜだ、何も見つからない…。俺のアレクサンダーが負けたというのか……」


神B「しかし9秒58ってのは速過ぎないか?俺のとこじゃ25年後でも抜けてるかどうか怪しいぞ」


神C「同感です」


神D「そうね」


神A「俺のアレクサンダーが………」


神C「まだショックを受けているようですね…」


神B「女子100mはどうだ?」


神C「女子100mは前回神Eのフローレンス·グリフィス=ジョイナーが1988年に記録した10秒49が当時最速の記録でしたね」


神B「お前らその記録抜けたか?」


神C「駄目でしたね。私のところはケーリー·ウォルシュが2023年に記録更新したものの10秒54が最速です…。しかも引退してしまいました…」


神D「私のところも駄目ね。2009年にサラ·ジャクソンが10秒55の記録を出したけど、それ以降は更新されてないわ…」


神B「俺のとこなんか2018年のケイト·ロドリゲスの10秒61が最速タイムだぞ…」


神A「くっ…俺の地球も10秒54だ…。2016年にエマ·キングが記録した…」


神B「神Eのとこはとうなんだ?」


神E「変わってないよ。あれが現在の最速記録」


神B「やっぱりあの記録は抜けなかったな…」


神C「そうですね…。あのタイムも速過ぎます…」


神D「無理ね…。なんせ神Eのところですら自分達の記録更新できてないんですもの…」


神B「なら次は男子の200mにするか」


神D「そうね」


神E「うちは男子200mもウサイン·ボルトだよ」


神B「またあいつかよ…」



こうして神達の自慢大会は続いてゆく…。



はてさて、25年後はどうなっているのやら…。


もちろん神E以外の選手や記録はフィクションです。

ありがとうございました。

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