自分ナリティ
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:自分ナリティ
俺は作家。
いつもの様にデスクに向かい、
字を走らせて行く。
でもある時から
不思議な事が起きたのだ。
「ん、…またか…」
書いた文字が文頭から次々消えてゆく。
書き始めてから数秒経つと
だんだんさっき書いた文字が消え始め、
それから3行ほど書けば、
3行前のワンセンテンスは既に消えている。
「…なんでこんな事が起きるんだ…」
でも人間はやっぱり順応する生き物なのか。
こう言うモンだと決めつけて、
その後もずっと文字を書いてゆく。
仕事に追われ、追われ、
することが多過ぎるのだ。
日常のこともしなきゃいけないし、
作家の仕事もしなきゃいけないし、
それだけでてんやわんや。
息つく暇もないのか…すさまじいや
これが、こうなる理由の1つに考えられた。
でも、パソコンに打ち込む時の清書作業で
やっぱりどうしようも無い壁にぶつかる。
「これじゃあやっぱり書いたって意味ねえじゃねぇか!ちくしょう!」
当然のことながら、
ノートに文字が無いのだから
それをパソコンに打ち込むことができない。
だから書いても何の意味もなく、
やっぱり次の執筆作業で打ち止めとなる。
「はぁ…。もう辞めよかなこれ。作家もここまでか。いやこれは多分『書くな』ってことかな♪」
記憶喪失ではない。
自然現象でこう成ったのだ。
だから自分で
そう言い聞かせて正当化して
それが正しいことだと成った。
(時が経つ)
それからしばらく時が経ち、
俺はもう作家を辞めて居た。
「はぁぁ清々しい気分だ♪もっと早くからこうすりゃよかったんだよなぁオレ♪」
本当に肩の荷が下り、
それまでに悩み続けてきた
あの桎梏の様な作家稼業が、
全部馬鹿らしく見えてくる。
本当に辞めてよかった。
自分の人生の時間をこれほど有意義に使える。
なんてすばらしい事かと思った。
「いわゆる作家稼業から足を洗ったんだ俺。足を洗えた。身を救えた♪」
そして俺は寝転んでテレビを見始める。
同時に俺はデスクに向かい、
何やらカリカリ書き始めて居た。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=moa2jyvihfE
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬