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詩*見つめて*

雲/雪のはら

作者: a i o





なんとなく追い詰めて

なんとなく追い詰められて

緩やかにつまる息の

詮を抜くように

取り戻した呼吸が

白く立ち上る朝


雪原なんて知らないのに

見上げた

空をすべて覆った白い雲が

やけに明るくて

きっと似ているような気がした


あの雲は雪を降らせない

けれど

あの雲は雪のはらのよう

ただその思いだけで広がりつづける

反転する世界で雲を踏みしめる


足跡は潜らない

涙は取り戻せない

どこに進めばいいのかすら

分からない

それなのに

雪のはら

雪のはら

眩しさはどこから

やって来るの








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