魚アレルギーってあるんだよ
息子が赤ちゃんの時ひどいアトピーで、何が原因なのだろうと色々調べた。完全母乳だったから私の食べたものが影響しているのかなとか思っていたら、アトピーの原因に合成洗剤も関係しているらしいわかり、石鹸生活をし始めたら、自分の主婦湿疹と、夫の首筋の湿疹が消えた。夫はこだわりのないタイプだけどケチで安いシャンプーを好んだが、ここで石鹸生活は健康のためとこだわりをいい続けたら買って来なくなった。
28年前はまだそんなに自然派みたいな洗剤はスーパーにはなくて、生協で購入するようになった。石鹸洗濯はうまくいかないと石鹸カス出てしまうので家族から不満がでたが、肌の為と思い使い続けた。洗髪も一度挫けたが、ショートヘアーにした時頑張ったらキシキシしなくなって、サッパリ洗い上がるようになった。その後はロングにしても石鹸洗髪で問題なくなっている。
一時期、オリーブ石鹸が洗いやすくって洗い上がりが良くって使っていた。石鹸も原材料によって洗い上がりが違うので色々試した。最近は友人の手作り石鹸もよかった。
洗濯に関しては。最近は、教えられた再生石鹸が、香料もなく、汚れ落ちも良くて気に入っている。
軽い汚れはマグネシウム 洗濯をしている。
息子のアレルギーは日本人としては残念なことに魚アレルギーだった。どうも、私が魚を食べた後に直接乳をあげると湿疹がひどくなる気がしたが、確認できずにいた。離乳食が始まって魚をあげずにいたのだけど、ある日お魚をほぐしたお箸でついつい息子にご飯をあげたら具合が悪くなり、大泣きされた。皮膚にも症状が現れたので皮膚科に行って、どうも魚を食べると症状が出ると話したのだけど、その頃の食べ物アレルギーの皮膚科の先生の知識は火が通っていれば大丈夫だよ。魚アレルギーなんて聞かないよと言う、今から考えたらひどいものだった。その頃の皮膚科って、対処療法しかしてなかったんだよね。
アレルギー体質なのは間違いないだろうって事で、かゆみを抑える薬をもらってたけど、毎日夜、身体を痒がってむずがる息子のケアは私で、カユカユナイナイっと背中をさすり続けた頃はいつこれが終わるのだろうと思ったものだ。息子の肌は乾燥肌で、お風呂あがりに色々試したが、最終的には馬油が合ったようだった。
食べ物のアレルギーが他にあったらと思うと、私はその頃とても神経質だったと思うし、偏食がひどくって小さい頃は、息子が食べれるものを食べさせて育てるしかないと思っていた。お腹が空いて困るような中坊になればなんでも食べるようになると言われて望みを持っていたが、一向に偏食は治らず、生野菜、果物をほとんど取らずに大人になった。不思議な息子である。
言葉が遅かった息子だけど、表現が色々できるようになった頃、テーブルのお魚料理を欲しがった。口に入れてなんか感じたら、出しなさいと話して少し食べさせる事を何度かしたが、その時は大丈夫だけど、後から喉かチクチクすると言うこともあった。そのうち息子は積極的には魚をほしがらなくなった。
今は大丈夫とおもうが、当時は真面目にカツオ節などで出汁を取るのも憚られた。美味しく飲んでも、ラーメン屋さんのスープを飲んだ後口の周りが赤く腫れることが多く、それが出汁のせいと思われたから。
今でも。息子はラーメンは豚骨系ばかり食べてるみたい。魚出汁の醤油系サッパリラーメンはあんまり食べない。
我が家は魚アレルギーの息子のせいで、一緒に食べる時は鍋もにも魚介類を入れない。おでんも食べない。
という生活を長らくしていたが、鍋はともかく、最近は食卓にさかなを乗せる。息子には肉料理を出す。
親世代のわたしたちはもう、アラ還、魚や野菜を食べてれば良いと思うのだが、魚を食べない息子にだけ肉料理を出すと夫の機嫌が悪くなる。肉が好きだから、食べられないのが不満らしい。ちょっと頂戴っと箸を伸ばしてくる。お前、子供かっ!と思うこと多々ある。息子はそれがすごく嫌みたいだけど、最近彼の方が大人になっている。
添加物やアミノ酸の入っていないお菓子や、半調理品を出し続けた結果、息子は変なスナック菓子などは食べないし、安いレトルトも食べない。
私も化学物質過敏症気味だったのが、強くなって、買い物も裏を見ないでは買えないし、結局加工品は買えずに帰ってきてしまう。
世の中知らないうちに化学物質が食の中に入り込んでいる。切り魚や干物は、酸化防止剤。揚げ物にはシリコン、加工品にはアミノ酸の入ってないものを探すのは難しい。お菓子も甘味料に砂糖以外を使っているものが多い。息子がきっかけで食べ物に無関心でいられなくなったけど、本当に真面目な食料を日本で探すのは大変になっている。流通のためとはいえ、防腐剤、酸化防止剤、発色材、香料、見えない材料のキャリーオーバー。
2022年今年からは無添加の表示もできなくなるっておかしくない?でも、無添加の表示も怪しいと思っていたから、品物の表示を確認するのはこれからも変わらない。だって思っても見ないところに魚がつかわれていたり、肉だと思っていたら違っていたり、飴だと思っていたら、合成甘味料の塊だったりするから。
学校給食をオーガニックにというお母さんたちの動きがアメリカ、ヨーロッパどころでなく韓国でも行われつつある。日本でもそうなって欲しい。なぜそうしたいのか、国にも考えて欲しい。一部の人だけでなく、多くの人が食べれるようになって欲しいから。そしたら、抗菌剤まみれの養殖魚なんて食べずに済むでしょ。
洗濯、台所、お風呂場は石鹸のみにしているが、成人した息子は香りの強いシャンプーやリンス、整髪剤を自分用に買うようになった。
若白髪を嫌ってヘアダイもしている。香りの強いものに対しては、私が具合が悪くなるので、香りの弱めのものを使ってほしいと懇願している。彼のアレルギー体質は変わらないと思うから心配だが、もう大人。自分で判断して生きていって欲しい。