そんなことは置いといて
「まぁまぁ!そんな事は今は置いといて今は聖女が召喚されたことを喜びましょうよ!、これから外交が出来るようになるんですから!」
私の右側に座っているプラチナブランドの男が楽しそうに言うそんな事とは失礼な、そしてなぜか右手には私がさっき使ってたボールペンが!いつの間に!
もしやと思い自分の手元を見たらノートも無くなっていて右の男を見ればノートにサラサラと何か書いてらっしゃる!
ジーーーーーーーーッ
「 ?、ああ!これすごく使いやすいね!このペンなんてインク瓶が要らないなんて画期的だ!こんなに白い紙も初めて見たよ!」
喋れないので彼の方を向いて目で訴えれば男は悪びれもせずに言う、このやろう
「まぁそうだのう、当面の間彼女のことは聖女殿と呼ぶことにして、今日から聖女殿には専用の屋敷で生活してもらいこちらの文字を覚えてもらうことにしようかの、あれこれ考えるのはその後でよかろう」
「ええ、そのほうがいいでしょうこちらも色々と準備もありますし」
右のプラチナ男の事はスルーして王様達は今後について話し合っている、いつものことなんですね!そうですか…
「ああそれと何かあれば隣の男に頼みなさい、其方の婚約者になるものだからの」
・・・・・いまなんと?
左の騎師団長様は絶対にありえないだろうと右のプラチナ男を見る
「うん?ああ!違うよ、私じゃなくて後ろの男、王国騎師団長ヴンシュ・リオシュテリア、君の婚約者だよ」
「・・・・・・・チッ」
・・・・・・なんて?