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異世界召喚

 蝋燭のわずかな光に照らされた湿った空気が漂う地下で魔法陣のまばゆい光が満ちる


「おお!召喚が成功したぞ!」


 フードを被った男たちの歓声が上がる 


「・・・・・?」


 私は、確か寄り道をしながら学校の帰り道を歩いてたはずだ

 なんの前触れもなく足元から光があふれ出し気が付いたらここにいた


 男達は感動のあまり泣きながら抱き合ったりしている、そんなに嬉しいのか


「・・・召喚は成功したようだな」


 低い重みのある声の男性が扉を開けて入ってくる


「ええ騎師団長殿、たった今聖女召喚に成功いたしましたぞ!ついに!ついに!我々の祈願がついに叶いましたぞ!」


 少し枯れた声の男性が嬉しそうに報告しながら騎師団長と言われた男と共にこちらに来る。


「こちらが新しい聖・・女・・・様?」

「・・・・・これが聖女だと?」


 目の前に来た二人は困惑した声を上げる


「・・・・・」


 そりゃそうなるよね、()()()()が聖女なんて信じたくないよね、私も信じられないよ


 

 ()()()(はる)17歳、好きなものは読書、嫌いなものは人、身長は153㎝、体重は90kgオーバー、学校でのあだ名は“たる

 彼女がゲッシロッセン王国今代の聖女である。

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