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異世界召喚された幼馴染みの苦悩 下

今回も頑張って書きました。楽しめる様に書きましたので、出来れば見てほしいです。よろしくお願いします。

勇斗と話し終えたあと黒は、もう一人の幼馴染みの部屋へ向かっていた。


「さっきよりを少し冷えたな少し早歩きで行くか」


さっきよりも少し早歩きで美神の部屋へ向かう黒、広い廊下に迷いそうになるも、近くにいたメイドさんに美神の部屋の場所を教えてもらい、美神の部屋の扉の前まで着いた黒。


「うーん、そういえば俺、異世界とはいえ女の子の部屋に入るの初めてじゃね?しかも相手は美神だ今更だがなんか緊張してきたぞ」


などと扉の前でグルグルグルグルと周りながらぶつぶつと顎に右手の指を当てながら、本当に今更ながらどうすればいいのか考え込む黒そんな事をしていると、


「どうしたの黒くん、扉の前でグルグルしながら?」


「うわっ!って、み、美神いつからそこに!?」


「いやさっきだよ少し外の庭に出たくて」


「そっ、そうか」


「黒くんこそ此処で何してるの」


「あっ、いや、なんていうか、今回のことでお前はどうするのかと思ってな」


「ああ、じゃあ黒くんその事は庭に出て話さない?」


「あ、ああ、分かった」


コツコツと足音を鳴らしながら、二人は廊下の中央にある天井のの無い吹き抜けの庭に出た、黒は美神の方を見ると、美神の髪が風に靡かれ月に照らされる、その姿はまるで女神の様だ、と黒は頬を赤く染めながら思った。


(うっ、可愛い、やっぱり美神はマジで女神だな!)


「黒くん?どうしたのそんなにじっと見られると恥ずかしいんだけど?」


美神も黒に見つめられ少しだけ頬を赤く染めていた、黒は美神をじっと見つめていた事に気がつくと赤く染まった頬がさっきよりも赤く染まり羞恥心に心の内が染まるその事を美神に思わせない様に平静を装いながら話題を転換させる。


「そっ、それより美神さっきの質問の答えを教えてくれないか?」


「えっ!?、あっ、さっきの、うっ、うーん今はまだ迷ってるんだ、そう言う黒くんこそどうなの大体想像はつくけど」


いきなりの話題転換だったが美神も流石に、いたたまれない気持ちになったのか真面目に答える。そして黒に、自分では分かり切った質問をする。


「はぁ〜だったら聞くなよ、もちろん戦うそれしか無いからな」


黒は美神の顔を見ながら答えるすると美神は、顔を伏せながら


「やっぱり黒は凄いな、私とは全然違うや」


と少し体を震わせながら答える。


「私なんて、まだ迷ってるし、部屋では、黒くんが来るまで隠れて泣いたりしてたんだよ本当私って弱いよね?」


確かによく見れば美神の頬に微かに涙を流した後があった黒は、その事に気付いて、少し前の自分をぶん殴ってやりたいと思った。何故顔を見ていた時に気づかなかったのか!とそんな自分の不甲斐なさに嫌気がさした、だが今はそんな時じゃない、と自分に言い聞かせた


「美神、俺な、お前のとこ来る前に、勇斗の所に行ったんだ、そしたらあいつ今のお前と同じ様なこと言ったよ、「なんで自分はお前と比べで弱いんだろな」ってな」


「勇斗くんが、そんな事を信じられない」


美神は本当に信じられないのか伏せた顔を上げる


「だろ、皆んなの前では頑張って悟らさないよにしてたがあいつも、あいつでかなりまいってたんだろうな、だからな俺はそんな勇斗にこう言ってやった「俺は強くないただ強くあろうと見栄を張ってるだけだ」ってな?」


「黒くんが見栄を張ってる?」


これまた信じられないのかの様な驚いた表情を美神はしていた


「ああ、これは勇斗にも言ったんだが、俺だってかなり不安だっだんだ、もし一人でこの世界に召喚されてたらマジでやばっかそれでも、強くあろうと見栄を張れたのはお前らが居たから、お前らが俺の支えになってたんだ!ってな」


「まさか黒くんがそんなこと思ってたなんて思いもしなかったよ」


美神は、黒の弱い部分を知って少しだけ心なしか表情が柔らかくなっていた、そんな美神を見て、黒は本当は美神には言いたくなかった弱音部分を言ってよかったよ思った


「まぁな、お前らに知られたらカッコ悪いだろ?」


「ふっ、黒くんは、カッコ付けたがりなんだね」


「ああ、俺はカッコ付けたがりなんだ」


お互いに笑いながらさっきの様な空気はもうほとんど

無かった、そして黒は、勇斗に約束させた事を美神も言う。


「美神これは、勇斗とも約束したんだが美神お前にも約束して欲しい、美神、もしお前がまいってたり困ってたら俺がお前を助けてやる!だから、俺がもしまいってたり困ってたらお前が俺を助けてくれ!」


「黒くん.....」


「美神この事を約束してくれるか?」


「.......うん、私約束する、もし黒くんがまいってたり困ってたら私が黒くんを助けるよ!だがら黒くんもし私がまいってたり困ってたら助けてね!」


「ああ、約束だ、美神」


「約束だよ、黒くん」


二人は、月と夜空照らす庭で約束をしたお互いにお互いを助けると言う約束を。美神の目に迷いはなく、黒はもう大丈夫だろうと思った。

この後二人は、明日に備える為にお互いの部屋に戻った明日の朝は遂にクラスメイトの各々の決断を聞く時だ。




......黒と美神が一緒に部屋に戻る時その後ろで、二人を見る影が一つあった事に二人は気付かなかった。

誤字、脱字、こうした方がいいんじゃないかと言う点がございましたら報告よろしくお願いします。

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