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異世界に希望なんてない  作者: 紅月遥香
始まりに希望なんて望めない
7/12

ソロプレイ

今日もありがとうございます。

まず、ブックマークしてくださったかた、ありがとうございます。

また、いつもより多くの方々がアクセスしてくださり、ありがとうございます。

今日の投稿は少し遅れてしまいました。すみません。

今からもう1話投稿予定なので、続けて読んでいただけると嬉しいです。

では、前回の簡単なまとめ!



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




フォルテは助けてもらったことから、夏瑠亜の本当の優しい姿にたどり着こうと側に着くことにする。

夏瑠亜は自分に力があることを知り、自信を少し持つ。

彼は、飛行船が飛んでいった方角へ、徒歩で向かおうと試みる。


何時間も過ぎた。

今は薄気味悪い森の中を歩いている。

私は彼の後に続き、歩き続けた。

度々私は質問する。


「どこに向かっているのですか?」


何度聞いても彼は答えてくれなかった。

彼はまっすぐ進み続けるだけだった。


見慣れない景色のため、私は帰り道が心配になってくる。

私は彼がてっきり町に行くと思っていた。

だから私は「ついていく」と言ったのだ。

でも違ったようだ。

彼は遠い遠い別の場所を目指しているらしい。

私は夜までに家に帰らなければならない。

このままではまたおじさんに心配をかけてしまう。

でも、たとえそうなったとしても、できるだけ私は彼に着いていきたい。


「あのー、お水いりますか?」


彼の傍まで近寄り、鞄に入れてあったボトルを手渡そうとする。

でも彼は見向きもしてくれない。

目線はずっと前方だった。

視点を変えて、私は質問してみる。


「私、お花に詳しいんです!あの赤い花、何ていう名前か知っていますか?」


そう聞くと彼は立ち止まった。

興味を持ってくれたのだろうか?

彼は腕を上げ、、、、、、素早く手の前に剣が現れ、それは前方にものすごい速さで飛んでいった。


「ギィィィィィ!!!!!!!!」


私はずっと彼を見ていたため気づかなかったが、前方には剣を差し込まれ、もがく巨大な化け物がいた。

彼はそれを倒そうとしたのだ。


私はそれを初めて見た。

ひょろっとした蔓でできた体、鋭利に尖ったいくつもの歯、口から滴る液体。

おそらく食虫植物。気持ち悪かった。



私は彼の真横を歩くのをやめて背後に隠れることにした。

なぜならさっきからその巨大な食虫植物が何体も襲ってくるからだ。

剣の刺さる不気味な音、金属音のような悲鳴。

それだけを聞いていると逃げたくなってしまう。

でも、私は逃げない。

彼の側にいれば守ってもらえるから。

あの時みたいに、今も、、、。


その時だった。


「シャァァァァァァァァ!!!!!!!!」


1度に50匹ほどの食虫植物が襲ってきた。

前後左右、四方八方から蔓が伸びてくる。

彼が操作する5本程の剣が宙を駆け巡り、蔓を無造作に切り落としていくが間に合わない。

私は蔓に足を絡め取られてしまう。

”やばい”と思い、すぐさま両手で蔓を切ろうと奮闘する。でも堅くてびくともしない。


「わっ!」


私は宙に釣り上げられる。

彼から段々と距離が離れていく。

私は彼の方を見るが、彼は私に気付かない。

すると急に引っ張られるのが止まる。

私は恐る恐る後ろを振り返る。

赤い大きな口があった。私がすっぽり入るほどの。

鋭利な歯には何らかの動物の残骸が付着している。

私はぞっとする、、、、恐怖に襲われる。


「助けて!!!!!!!!」


私は大声で叫んだ。



___________________________________




それは一瞬の出来事だった。

既に周りの害虫を一掃していた夏瑠亜は、フォルテの叫び声を聞き、その方向に振り返る。

そこで確実にフォルテと夏瑠亜の目が合った。


しかしその時、フォルテは新たな恐怖を感じた。

それは今にも食べられることを忘れてしまうほどの、、、。


そう、夏瑠亜は、、、まるで生ゴミでも見るかのような目でフォルテを見た。

その目は実に残酷なものだった。

そして、何もなかったかのように彼はフォルテから目を反らし、先へと歩き始めた。


見捨てられる恐怖、夏瑠亜にとってフォルテは何でもないという現実。

その一瞬で、フォルテはその2つを感じた、、、、。


無慈悲にも、食虫植物の口は閉ざされた。

夏瑠亜は気にせず歩き続ける、、、、、、。



最後までありがとうございます。

今からもう1話頑張りたいと思います!

このままだと、ダーク過ぎるので、、、。


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