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小悪魔は、正義の使い 1  作者: 渋井かな
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堕天使2

堕天使に正義の使いさまがさらわれようとしている。俺と天使たちは、必死に抵抗を試みる。


「ハハハハハ! 私が相手をしよう!」

「4人同時でもいいぞ。」

「天使が、そんな卑怯なことができるか!」


やっぱり天使は、正々堂々でないとね。


「いでよ! 光の重力!」


いきなりガブ子が、光の魔法陣を描き、呪文を唱える。


「なに!?」


光の拘束具がシル子の体に巻き付き、動きを封じる。


「卑怯だぞ! これが天使のやることか!?」

「勝てばいいのよ、勝てば。」


ガブ子は、堕天使よりもサイコパスであった。


「フフフ、光がいい? それとも炎がいい?」

「ヒヒヒ。私が元気にしてあげる。」


ウリ子とラファ子の魔の手がシル子に迫っている。


「あああああ!? 私の出番がないじゃないか!? どうしてくれるんだ!?」

「知らない。」


ミカ子1人、納得していないようだった。


「フッ、これが天使のやり方か・・・。」


シル子は、拘束されて動けない。しかし、どこか余裕そうだった。


「なら私も奥の手を出すしかないな。」

「どこに手があるの?」

「こら!? 見るな!?」


無邪気なラファ子は、シル子をのぞき込む。


「はああああああああああ!!!」


突然、シル子が絶叫し始めた。ベキベキっと光の拘束具を破壊していく。シル子は、堕天使から進化した。


「我が名は、悪魔サタンである。」

「サタン!?」


黒い天使の外見から、真っ黒な悪魔のスタイルに変わった。


「もうシル子とは言わせない。」

「サタ子だ! キャハ!」

「誰がサタ子だ!?」


堕天使のシル子は、悪魔サタンのサタ子にパワーアップした。


つづく。

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