表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小悪魔は、正義の使い 1  作者: 渋井かな
21/50

キノコ

俺たちは、モグラの洞窟をキノコの猛威から救うべく乗り込んだ。最深部でウリ子が出会ったキノコのキノちゃんは、正義の使いさまに救いの手を求めていた!?


「実は、私たちキノコは、森でみんなで仲良く生えていたんです。そしたら、オオカミが現れて、仲間がオオカミに食べられちゃったんです。穴があったので飛び込んだら、モグラさんの洞窟でした。エヘ。」

「エヘじゃない! 俺たちがどれだけ迷惑したと思っているんだ!」

「ゴメンナサイ。」


モグラとキノコが言い争っている。


「おやめなさい!」


正義の使いのデビちゃんが、仲裁に入った。


「モグラさんたち、キノコさんもこうして誤っています。許してあげたらどうでしょう?」

「キノコの性で、俺たちは迷惑したんだ! 簡単に許せません!」


プチ、モグラの態度に、デビちゃんがキレた。


「お黙りなさい!」

「な!?」

「あなたたちもコウモリさんに迷惑をかけたでしょう!? それでもコウモリさんは、あなたたちを許してくれたんですよ!?」

「そうよ、お父さん。私も無事だったんだから。」

「親分、救ってくれた正義の使いさまが許せというなら、俺は許します。」

「おまえたち・・・。」


モグラ親分は。娘のモグちゃんや子分にモグラたちに諭された。


「正義の使いさま、俺の考えが間違っていました。キノコたちを許します。」

「分かってくれましたか! それはよかったです。天界で神々も喜んでいらっしゃいますよ。(ウソ。)」


デビちゃんは、正義の使いとしての使命を果たす。その姿は、まさに神だった。


「親分、壁を焼いといたから、冬でも温かいし、岩盤浴でもすれば、儲かるよ。」

「そうですね。天使さま、ありがとうございます。」


モグラ洞窟の岩盤浴に行けるようになった。


「じゃあ、森にオオカミ退治に行きますか。」

「私、案内します。」

「それは助かる。」

「わ~い! ピクニック! ピクニック!」

「ラファ子は、いつも平和だな。」

「ハハハハハ! 今度こそ、私が大活躍するのだ!」


天使たちは、相変わらずだった。


「デビちゃん。」

「なんですか?」

「なんか、ずっと、この流れで行けそうだね。」

「優秀なテンプレの完成です。」

「安心して、冒険できるね。」

「神々の祝福のおかげです。(ウソ。)」


とりあえず、これで正義の使いさまの形は完成したのだった。この流れでよければ、キノコ編、オオカミ編となんでも書ける所まできた。


つづく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ