番外 華国編の独自設定
この章は前回投稿した<華国編の独自設定>の改稿です。
もし、既存のwikiや原作と甚だしい相違があった場合、ぜひご一報ください。
なお、使わなかった設定は削除しています。なかったこととして下さい。
1.作成目的
<エルダー・テイル>wikiによれば、世界各国のサーバにはそれぞれ独自性の高い設定が入っています。
西洋風ファンタジー世界であるヤマトはむしろ例外的で、各国はそれぞれ西洋ファンタジーと
自国の伝統的な幻想世界を組み合わせた文化を創っているようです。
その中で<華国>-中国サーバはおそらく相当に独自性の高い文化であるのでは、と思いました。
しかし、あまりにアタルヴァ社の設定から離れすぎていても、ということで考えていました。
2.用語編
1)<江湖>
いわゆる長江流域。転じて<冒険者>の社会。武侠小説の用語から。
2)<武林>
<江湖>に同じ。狭義にはいわゆる戦闘系プレイヤーの社会を指す。
3)<侠>
<冒険者>のこと。<正派><邪派>以外の<冒険者>にはあまり使わない。
4)<絶技>
<特技>のこと。
5)<絶招>
①各職業や流派で代表的な技のこと。たとえば<刺客>の<絶命招>。
②当人がもっとも鍛えた、代表的な技のこと。ユウであれば毒。
6)<幇>
ギルドのこと
7)<幇主>
ギルドマスターのこと。ミチタカが<支配人>だったりするように、ギルドによって呼び名は多々。
8)<正派>
五岳派を中心にしたギルド連合。
9)<邪派>
日月侠を中心としたギルド連合。
10)<江湖の義気>
苦しむ者や弱い者を助け、強い者に媚びへつらわず、義侠の心を持って生きること。
<大地人>を助ける際によく<冒険者>が言っていたが、1年近い内乱とユウのせいで権威は失墜した。
11)職業
下記の12職業があるが、<侠客>と<道士>以外はヤマトサーバと同じ。
<守護戦士>
<侠客>
<拳士>
<刺客>
<剣士>
<吟遊詩人>
<方士>
<隠士>
<呪士> ※ただし呼び名は独自だと思います。
<道士>
<召喚士>
<付与術師>
3.絶技編
1)<侠客>
<天剣勢>:中国サーバ独特の技。刀に気を載せ、遠距離の敵を斬る。
<虎豹乗雲>:<電光石火>のこと。
<流常防勢>:<クールディフェンス>のこと。
2)<拳士>
<翼竜絶蹴>:<ワイヴァーンキック>のこと。
3)<刺客>
<飛刀毒之>:<ペインニードル>のこと。
<絶命招>:<アサシネイト>のこと。
<縮地歩>:<ガストステップ>のこと。
4)<剣士>
<蜂刺>:<クイックアサルト>のこと。
<天馬跳>:<ユニコーンジャンプ>のこと。
<円風廻四方>:<ワールウインド>のこと。
<絶命剣>:<ダンスマカブル>のこと。
<起爆>:<ブレイクトリガー>のこと。
<連声血梅花>:<ブラッディ・ピアッシング>のこと。
<牙蛇含撃>:<ヴァイパーストラッシュ>のこと。
5)<道士>
<穴道開放>:<エンハンスコード>のこと。
<炎快矢>:<フレアアロー>のこと。
<氷槍蓮華>:<フロストスピア>のこと。
<崩雪衝>:<フリージングライナー>のこと。
<火炎衝>:<ブレイジングライナー>のこと。
<溶岩球>:<オーブ・オブ・ラーヴァ>のこと。
4.その他
1)<冒険者>のステータス表示は、そのキャラが作られたサーバの主要言語でつづられている。
ですので、ユウはフーチュンたちのステータス表示を読めません。(簡体字なので)
ただし、表示位置や数字、英語表記は同じなのでどこに何が書かれているかはわかります。
2)中国人プレイヤーには金持ちが多い。
あの国のネット環境によります。いわゆる<噴青>世代か、その子供の世代です。
3)<大地人>から見た<冒険者>
ぶっちゃけて言えば、関わったら怖いヤクザ。人かどうかも怪しい。
怖いけど金はうなるほど持っているし、親切な者もいるし交渉もできる。
怒らせないようにうまく利用してやろう、くらいの立場。
※現実でも庶民って権力者や強い相手にはそんな感じかと。
4)なぜ職業や特技の表記を独自なものとしたのか
中国サーバ独自の職業は<武士>の代替である<侠客>と、<妖術師>の代替である<道士>です。
ですが日本の<エルダー・テイル>が日本語であるように、彼らも中国語で原文を意訳しているだろ。
ということで勝手に考えました。
5)なぜ<正派><邪派>を設定したのか。
メタ的に言えば武侠小説風味をつけたかったからです。<冒険者>が自分たちの世界を
<江湖><武林>と呼んでいたのも同様ですね。
作中での理由は、両派の領袖たちの言っていたとおりです。
6)第4章における時間軸について。
2019年1~3月。おおむね下記のとおりになります。
◇1月
第4章45話~52話
番外<おっさん都へ行く>
(原作)スノウフェル終わる
◇2月
53話~57話
(原作)Route43
◇3月以降
59話~
63話終了時点で、時系列は敢えてはっきりさせません。
普通に考えて、一部族が周辺を切り取って亜人や貴族と連携して華国に攻め入るのは、年単位の時間がかかるでしょう。
王玄策じゃあるまいし。
この頃の話は、いつか原作の時間が進んだ頃に書いて行きたいと思います。




